2011/12/30

手がある"雪だるま"の誤解

毎年クリスマスの季節になると、日本でもデパートなんかでスノーマンの絵を見かけたりする。

ところで、スノーマン("snowman")という単語は、日本語訳するときには簡単に「雪だるま」と置き換えられてるのが普通だが、どうもこれは誤解の循環を生んでいるような気がしてならない。

洋風スノーマンにはたいてい、左右に棒などがささっていて、つまり、"手"がついている。

この手のついた洋風スノーマンがしばしば「雪だるま」と訳されているわけだが、これを見るといつも僕は

「ちょっと待て」

と言いたくなる。

なぜかっていうと、「だるま」というのは本来、「手がない」はずなのだ。

手がない「だるま」を雪でつくったのが「雪だるま」だろうに、いつの間にか洋風スノーマンが「雪だるま」と訳されているうちに、「だるま」のくせに和風の「雪だるま」にもなんとなく手がついたものが増えてきたような気がしてならない。

スノーマンを「雪だるま」と訳したのがそもそもの間違いではないのか?

じゃあ、手があるスノーマンは、なんて日本語に訳すべきんだよって言われたら、やっぱこうでしょ。

「雪人形」




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