「お前もサムライ階級の出身か?」
とか、
「お前の階級はなんだ?」
などと聞かれることがある。
一定以上のやりとりが出てくると、階級を知らないと落ち着かないらしい。年長・年少が扱いが大きく異なる韓国人が、妙に年齢を聞きたがるのと同じようなものなのだろう。
もっとも、わざわざそういうことを聞いてくるインド人はたいてい自分のことについては、
「オレはクシャトリア(武人)だ!!」
などと誇らしげにいうものだ。
実際、僕が今までにあったインド人にはもちろん、
『ワタシはシュードラである』
などと申告してくれた人は一度もいなかったし、わざわざ
『オレはヴァイシャ(平民)である』
と名乗った奴も一度も見たことがない。
なので、こうした身分にかかわる質問を受けた場合、僕はかならず
「もちろん、僕はサムライの出身だ!!」
と断言することにしている。
そうすると、相手は嬉々として教えてくれるのだ
「そうかぁ~、オレもクシャトリアなんだよ~!」
不思議なことにお互いに根拠を聞くこともない。
昔、カースト制度なるものを習ったときに、ピラミッド状の身分制度図を見せられたが、あの図はきっと間違っている。
現実には、身分が下がるほど人数が増えていくような、あんなピラミッド状態では絶対なく、もっと上に人が偏っているのが本当の姿なのだと思う。
サムライ階級の出身
6 件のコメント:
おはよう~^^
朝から
と~~~っても面白い話を
有難う!!
楽しいな~。。。
覗きに来てね、待ってます。
スナフ様。連日のコメントありがとうございました。
知り合いのインド人男性がポーランド人女性と結婚して、子供が生まれましたが、この子にもカースト制が当てはめられるんでしょうか。
このインド人男もアメリカに来れる位のカースト上位のインド人だそうですが、ポーランド人妻はそんな夫を尻に敷き、ビーフ大好きでレストランではよく食べています。
munilogさん、こんにちは。子供はどうなんですかねぇ~。子供もそうかもしれないけど、奥さんにも適用されるのかなぁ~。もともと同じカーストの人としか結婚できないはずだったような・・・。
あんまり暑いので・・・
怖いのをアップしました 笑
覗きに来てね。
クーラー壊れちゃって 泣
スナフ様
まだ更新もできていないままなのですが、コメントどうもありがとうございます。
コメントを投稿