2009/08/20

スリランカ・チャイのヒミツ

昔、よくいっていたスリランカ・レストランがあった。とても小さなカウンターしかない店で、そのせいか店員のスリランカ人と食べながら会話できるユニークなレストランだった。

数種のメニューからカレーを選ぶと

「パンにしますか、ライスにしますか?」

と聞かれ、

「パンにして」

と頼むと、パンでもなくナンともチャパティとも違う、弾力のある生地延ばしてプレートで焼いて重ねたものを出してくれる。

で、カレーのあとはチャイ。

ある時、自宅でも同じ甘くて美味しいミルク・チャイものを飲みたいと思い、店で売っていたセイロン茶葉を買って帰った。店員さんによると店のチャイに使っているのと同じ茶葉だと言う。

ところがだ。家でミルクとスパイスを入れていろいろチャイを作って飲んでみたのだが、同じ茶葉使っているはずなのに、どうも違う。

確かに店とはスパイスが違う訳だが、特にコクというか甘味みたいな味わいが全然同じにならない。

そこで、次に店に行ったときにスリランカ人の店員さんに訊ねてみた。

「おんなじ葉っぱを使って家でチャイを作ったんだけど、全然味が違うんだ」

すると店員さん

「じゃあ、今日はわたしが作るところをよく見てて!!」

スパイスの入った煮出し紅茶にミルク追加・・・・・・ここまでは想定通り。

砂糖を追加・・・・・・これも同じ。

僕のレシピはこれで終了だ。

が、スリランカ・レシピにはまだ続きがあった!!

最後に練乳を入れてかき混ぜる!!

僕が足りないと感じていた甘さとコクは練乳のものだったのだ。


そして知った・・・・

「やっぱり美味いものはカロリーが高いのだ」

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