2008/11/30

韓国のガッチャマン

旅行先でのこと。

プサンにあるホテルの部屋に入ってとりあえずテレビをつけたら、ガッチャマンを放映していた。

タイトルは「5(オー) ヒョンジェ」と書いてある。

何をしゃべっているのかはわからないが、主人公のコメントのトーンだけで、大変なことになっているといった重々しい雰囲気がよく伝わってきた。

その次のシーンでは博士が出てきて、ますます更に重々しく、何かを述べている。

もうその音としゃべり方だけで、あまりに重要な事態が起こっていて、

なんといっても地球人類存亡の危機という感じだ。

そして思った。

韓国語というのは、権威ある人が重要そうに重々しく何かを説明するときには、全くもって下々には、抗し難いネイチャーがあるんじゃなかろうか、と。


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2008/11/29

マター・ベイビーって何だよ!?

あるとき日本人の友人Kがやってきて、英語でジョークを語る、と言いだした。

「じゃあ、これから英語のジョークを語るからね。だから、返事は英語でやってね。」

「ジョークに返事がいるのかよ。」

「いいから、今から英語だよ。」




というわけで、Kは英語で語り始めた。

「ある次元のある空間に、象がいた。 ここまではいいかな?」

「いいよ。象がいるんだろ。」

「そう。もし何かわからなことがあったら、英語で質問してくれ。」

「わかったよ」

「とにかく、ある次元のある空間に、象がいた。 ここまではいいかな?」

「・・・・・」

「次に、別の次元の、別の空間に、マター・ベイビーがいた。 ここまではいいかな?」

「・・・・マター・ベイビー!?」

「もし何かわからないことがあったら、英語で質問してくれ。

 別の次元の、別の空間に、マター・ベイビーがいた。 いいかな?」


「マター・ベイビーって何だよ!?」

と聞くと、Kはすまして首を振りながらこう答えた。

「なんでもない。」

「はぁ!? ・・・・わからないことがあったら聞けっていうから聞いてんのに。

 だから、マター・ベイビーって何だよ!?」

再び、Kはすまして首を振りながら答えた。

「なんでもない」

「・・・・なんだよそれ!?」




この訳のわからない日本語訳から、いったいKが何をしたかったのかわかった人がいたら、心から拍手を送りたい。


このやりとりの英訳はこちら

"..........there is a matter baby. Any question?"

"What's the matter baby?"

"Nothing"





つまり、Kとしては、"matter baby"は何? と聞かせることで

「いったいどうしたの、ベイビー?」

「別に」

というアメリカ的な会話を、意図せずにやらせて、受けをとりたかったのだが、

残念ながら、僕にはそこまでわからなかったのだった。


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2008/11/28

サモサはスナックだ

留学寮にいたころ、週に一回はインド人アーリジットは寮の僕の部屋まで電話をかけてきた。

いつも、だいたいこんな感じだった。

「ハロー、元気か? 明日はまた、テニスに行こうぜ」

「オーケー。何時がいい?」

2時間ほど二人でテニスをして、いつも決まって近くのインド雑貨店に行った。

目的は・・・・・

サモサを食べることである。

そのインド雑貨店では、スパイスから石鹸までインド物品はなんでも置いてある、小さな店だった。

カウンターのおじさんに

「サモサを4つ くれ」

というと、足元の白い袋からサモサを取り出して売ってくれた。

いつも、そのサモサはうまかったこと。

だから、今でも僕にとってサモサとは、レストランの前菜ではなくて、テニス後のスナックなのだ。


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2008/11/27

名前はインチキでもかまわない

日本に一定以上滞在した外国人は、ほとんど通過点のように必ず、日本人の名前は通常漢字で書き、漢字には1字ずつそれぞれ漢字としての意味がある、ということを知るようになる。

なので、たいていこんな会話が繰り返される。

外人    「名前の漢字はどういう意味ですか?」

山本さん  「マウンテン ブック 」


ある日のこと、岡島さんという女性がスコットランド人外資エクスパットのルーニーといつものこの会話をやっているのを通りすがりに見たが、それはいつもと少し違っていた。

ルーニー  「名前の漢字はどういう意味ですか?」

岡島さん  「スモール プリティ ヒル アイランド」

ルーニー  "Okay, you are small pretty hill, island"

岡島さん  「そうよ」


ん、ちょっと待て。

スモールとかプリティっていうのはなんだぁ?


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2008/11/26

北朝鮮と最短飛行ルート

日本欧州線の飛行機に乗って飛行ルートを見ていると行き帰りで次のような2ルートがあることに気づく。

北側ルート(勝手に命名)
 日本-ウラジオストク-ハバロフスク

南側ルート(勝手に命名)
 日本-ソウル-北京-ウランバートル

北側ルートも南側ルートも、その軌跡が素直な弧を描いていなくて、どうも、本当は飛びたいゾーンからずれているような気がする。

で、思い至った。

日本欧州線の最短飛行ルートは北朝鮮の上にあるんじゃないか!?

きっとそうに違いない。

いつの日か最短ルートを飛行して、どうしようもない長距離フライトが30分でも短くなる日を信じて。


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2008/11/25

ソウルで警官にオイコラされる

あるとき、ソウル旅行に出かけていたときのある日の午後のこと。

ソウルの明洞〔ミョンドン〕に近い、でも、中心地から少し外れているあたりで適当な旅館はないかと探していた。

なぜか、韓国では旅館の看板には白地に赤の"温泉マーク"がついているので、探すのはハングルが読めなくても簡単なのだ。

2、3件の旅館をあたって、部屋を見せてもらったり金額を聞いたりして行ったり来たりしていたら、突如、後ろから強く気合を入れて怒鳴る声がした。

「◎*#○!! △☆!! 」

どうやら、いろいろ考えながら、無為に行ったり来たりしている動きが〔かなり〕不審に見えたらしく、振り返ると、道端に警官がいて、こちらに向かってオイコラとこちらに叫んでいたのだった。

が、この警官さん、

僕が彼の言うことを全く理解していないという顔をして振り返った瞬間に、こちらが韓国語の通用しない外国人であることを本能的に悟ったらしく、さっと、タカビーなオイコラな態度を豹変させた。

さっきまでの態度はどこへやら、今度は逆に警官さんが明らかにビビっているのを見たら、ちょっとからかってみたくなった。

「あ~、あああ~・・・・ううう~」

わざと、意味不明な発声をしたのち、こういってみた。

「ああ、モンダイ ガ ああああああ アリマスカ ? 」

  〔当時、このくらいの韓国語は言えたのだ〕

すると、警官さん、さらに恐縮して、無言のままひたすら首を左右にブルブル振ってくれたので、こちらはさわやかに

 "オーケー バーイ !!"  〔なんで英語なんだ!?〕

といって、立ち去ってきた。

それにしても警官が一般市民にあんなにえらそうだったり、外国人とわかると態度が豹変したりするのは、どうなのかなぁ。。。

不審な上に外国人なら、なおさらちゃんと尋問すべきだが・・・。



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2008/11/24

トランクメーカーに言いたいこと

海外出張用のトランクが壊れてきたので買い替えた。ついでに、トランクを外から閉めるバンドも買う。

さて買ってきて、ちょっとだけついているトランクの説明を読んでみたらこんなことが書いてある。

「このトランクについているカギは、盗難防止用ではありません。」

うーん。

ちょっと待て。トランクについている鍵はじゃあ、何のためにあるんだ?

「盗難防止用ではない」

じゃあ、ちょっと閉めておくだけか?

いやいや、同じメーカーがトランク用のバンドも売っている。つまり、

「閉めとくためでもない」

うーん、なんなんだ。ということでトランクメーカーに言いたい。

「ちゃんとフタが閉まり、鍵がかかるということは、トランクの基本機能ではないのか?」


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2008/11/23

スッチー1人に客は僕だけ?

以前に、急に会社の親分の替わりに欧州に出張したことがあった。
おそらく元々親分の予約を引き継いだためであろう、全行程をビジネスクラスで飛ぶという幸運を得た。

そのときにトランジットを経て、欧州内路線に乗り込んだときのこと。
飛行機は、50人乗りくらいのやつであったが、ビジネス席は先頭の3列程度しかない。

たまたま、その3列しかないビジネスクラスの内では、乗客は僕一人ということが発生した。他方で、後ろのエコノミークラスはかなり埋まっている。

で、そのビジネスクラス担当のスッチーさんが1人。

えっ、つまりスッチー1人に客は僕だけ?

そんなことがあり得るのか?

あったんですよ、これが。

彼女は、まず、僕に向かってウインクをして

「これは、あなたのためのプライベート・ショーよ!?」

といって、離陸前の救命胴衣のパフォーマンスを始めた。

普段こんなものをちゃんと見たことはないが、このシチュエーション、見ないわけにはいかない。

離陸後はいよいよ、ビジネスとエコノミーを隔てるカーテンが引かれて、まさにありえない個室に2人という状況になったのだった。

しかし、時差でボロボロになっていた僕は力尽きて眠りに落ち、食事もジュースもとらずじまい。

おそらく二度と訪れない夢の空間を睡眠にあててしまったのだった。

あ~あ


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2008/11/22

アル・イスカンダリア

Googleの地図を見ていくと、中東地名は英文表記されている。
アラビア語でどんなときに都市名に冠詞"Al"がつくのかはよくわからないが、"Al"つきの都市を拾っていくとこんな感じだ。("Al"は後ろに続く音に影響を受けて音便するので、"As","Ar"も同じ。)

 カイロ; Al Qahirah
 スエズ; As Suways
 リヤド; Ar Riyard
 クウェート; Al Kuwayt

 アレクサンドリア; Al Iskandariyah

ということで、アレクサンドリアは、アル・アレクサンドリアではなくて、アル・イスカンダリアというのが正しいように見える。

慣れていないのでしっくり来ないのと、何か別のものを思い出してしまう名前だが、現地語優先の考え方からは、"イスカンダリア"と呼ばなくていいのかなぁ、とも思う。

とは言え、地図に"Al"付きで書くくらいだから、現地の人も冠詞"Al"付きで違和感はないんだろう。

ところで、アラビア語では、名詞に冠詞"Al"がつくと、続く形容詞にも"Al"が付くルールなので、他言語で固有名詞から"Al"を完全排除するのはそもそも無理なんではないかと・・・。
 〔e.g.ルブアルハリ砂漠というときの、真ん中のアルは形容詞につく冠詞"al"のはず〕



アラビア語にそんなに深い理解があるわけではないので、誤解がある場合には教えてもらえるとありがたいです。


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2008/11/21

ハイパーインフレを楽しそうに説明してくれたブラジル人

寮学寮にいた頃、あるときブラジル人のベロニカが当時のブラジルでのハイパーインフレの話をしてくれたことがある。

ただし話は「インフレ」なんていうカタイ話ではなく、こんな感じだった。

「ブラジルではね、スーパーに買い物にいくといつも値札がいっぱいついていて、値段がどれだかわからないのよ~。」

「なんで?」

ベロニカは丸い目をくるくるさせながら、ニコニコとかなり楽しそうに答えてくれた。

「これが先々月の値段で、これが先月の値段で、これが今月の値段っていうふうに毎月値段が変わって、値札のシールが毎月、ランダムに貼られるからよ。」

「ふーん。」

「だから、値段はこれかな、それともこれかな、って見て、だいたい一番大きな数字のやつが今の値段ってことになるのよねぇ~、ハッハッハッ」

それって、かなり深刻なインフレじゃん。

でも、びっくりするのはこの深刻な問題について、値札探しごっこのように明るく楽しそうな話してくれたこと。


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2008/11/20

サッカーをやりたいアメリカ人

アメリカ人マイクは、アメリカ人にもかかわらずサッカーが好きだった。
彼によると、かつて一時的に、ベネズエラに留学したことがあり、そのときに覚えた、
ということだった。

そういう彼のバックグラウンドは、後から知ったのだが、留学寮に入ってきて一週間もたたないうちに彼は、

「サッカーがしたい。サッカーをやらないか?」

と聞いてきた。

そうこうするうちに気が付くと、

「サッカーやりたいやつ集まれ 連絡先はこちら マイク」

みたいなポスターを彼はドミトリー中のあちこちに貼りまくった。

で、なんと翌週にはマイクは、おそらくほとんど初対面の人ばかり、女性1人と、僕も含めて、約20人をグラウンドに集め、サッカーの試合することに成功したのであった。

本当に、すごい彼のパワーに感心した。

さて、運動音痴の僕は、というと試合中に、顔面に飛んできたシュートを思わずよけてしまい、しかもそのボールがそのままゴールに入ってしまう、という大失態を演じてしまった。

すかさずそれを見ていた味方だったマイクは走ってやってきて

 「この臆病者!!」

と、すごい目をしてにらんでいった。

もちろん、こちらには全く一言もなかった。

そして、その後、彼からサッカーに呼ばれることは、二度となかったのだった。。。


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2008/11/19

ダライラマと「魂」の不足

先日、自分の前世がローマ軍の将校だったと、占い師に告げられたという人に出会った。

本人はその内容にそれなりに納得しているみたいなので、まあそれはそれで良い。

ところで、前日の記事のように「魂が死ぬ瞬間に肉体から抜け出て、生まれる直前の赤ちゃんに入り込む」というのが輪廻と、それによる前世がクリエイトされるプロセスだとすると、まだいろいろ疑問が出る。

昨日の記事
ダライラマとプロチョイス

これが正しいとすると、常に「死ぬ人間の数」と「生まれる赤ちゃんの数」がある程度均衡しないと話が合わなくなる。

一般的に、近世以降はどの国でも人口が増加しているから、一般論として最近100年くらいは常に

「死ぬ人間の数」<「生まれる赤ちゃんの数」

となっていたわけで、どう考えても輪廻する魂の数が足りなくなる慢性的な「魂不足」となるはずだ。

だから、足りない魂は何か別のプロセスで、誰かが新規の魂をクリエイトしてくれないと需給が合わない。

あっ、そうか。

僕みたいに前世の認識が全くない人間は、新造の魂(魂不足のため、新規にクリエイトされたもの)が入っていて、前世の認識がある人は、古くからある魂が再利用されて入っている、ということ?

荒唐無稽な話だが、以外に話のつじつまが合うこともある!?


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2008/11/18

ダライラマとプロチョイス

どこで読んだか、見たのか忘れたが、チベットの「ダライラマ」他の活仏の肉体が死んで蘇るときのプロセスは下記の通りだった。

・活仏の肉体が死ぬ

・活仏の魂が肉体から抜け出て、西の方向に飛ぶ

・最初に見つける同日に生まれる男の赤ちゃんに魂として入り込む


したがって、関係者は西に移動して同日に生まれた男の赤ちゃんを次の活仏として認定する、ということだった、と思う。

ところで、これが活仏のみならず、すべての生あるものが輪廻するという仏教思想での具体的なプロセスだとすると、次のようなことが言えるはずだ。

・赤ちゃんの肉体に魂が入り込むのは、生まれるごく直前か直後である

・したがって、誕生前の胎児を中絶する行為は、魂のない肉体に対する行為である


この理解が正しいとすると、プロライフを掲げるローマ教皇の立場とはおのずと理屈が違ってくるように思うが、さて、ダライラマは、プロライフ(中絶反対)か、それともプロチョイス(中絶賛成)か?


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2008/11/17

信号が壊れてずっと赤のままだったら

あるとき、ブラジル人Sと一緒に街を歩いて歩行者の赤信号で僕が止まると、彼がこう言った。

「なんで止まるんだよ。車いないじゃん。」

僕はこう答えた。

「赤信号だし。」

Sはこんな驚くようなことを言ってきた。

「じゃあ、信号が壊れていてずっと赤のままだったら、そのまま止まっとくのかよ!?」

「・・・・・」

「俺らは、車が来るか来ないか見て、来なかったらわたるだけだぞ。」




さて、数年後のこと。

僕は、日本人の後輩と2人で歩いていて、後輩君が赤信号で止まったのみてこう言ってみた。

「なんで止まるんだよ。車いないじゃん。」

彼はこう答えた。

「赤信号ですから。」

思ったとおりの答えに、僕は数年前に言われたセリフをそのまま言ってみた。

「じゃあ、信号が壊れていてずっと赤のままだったら、そのまま止まっとくのかよ!?」

しかし、彼は落ち着いてこう答えた。

「そんなの2、3分もすれば、わかるじゃないですか。」

そ、そうだよね。キミは正しい。


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2008/11/16

ゴルフ場での国際コンペ

あるときに日本人Nさんがエクスパット秘書のコズエさんと僕の2人を相手にこんな雑談をしていた。

「こないだエクスパット数人をつれて、ゴルフに行ってきたんだ。」

「そうなんですか」

「ゴルフはまあ、いいんだが、終わった後に風呂に入るだろ、ガイジンのやつらはみんな裸で風呂に入るのに慣れてないから、みんな隅の方で小さくなってるんだ。あれは面白いぞ。」

「へーぇ。そうなんですか。」

ここでコズエさんが入ってきた。

「そういうときのお風呂って、国際コンペみたいなんですってね。」

「・・・・・」

「・・・・・」

Nさんと僕は同時に勢いこんで、ハモってしまった。

「サイズ?」


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2008/11/15

地下鉄『市役所』駅は、アメリカ的?

知る限り、ニューヨークとフィラデルフィアには、地下鉄に"Cityhall"という駅が町の中心付近に存在する。

"Cityhall"っていうのは、「市役所」とか「市役所前」という意味であって、決して「市民ホール」ではないのだが、とにかく、町の真ん中に"Cityhall"って名前の地下鉄駅を作るっていうのは、あんまり日本人的ではないんじゃないかなぁ、
とずっと思っていた。

なぜかというと、地下鉄の建設っていうのは、当然、市役所の人間が主な関係者としてやっているわけで、"Cityhall"っていう駅を作るためには、自分のオフィスである市役所の地下に、地下鉄駅を作り、
しかもその付近の地名にかかわらず「市役所」っていう駅名を選定しないといけないはずだ。

だから、大阪の「淀屋橋」っていう駅名にして、社内アナウンスのときに、「次は『淀屋橋』、市役所前」っていうように控えめに市役所をアピールするのが、日本的ではないか、と思っていたのだった。

でも、都営地下鉄は「都庁前」を作っちゃったなぁ~、

な~んて勝手に思っていたのだが、

名古屋の地下鉄には「市役所」という駅がずっと以前からあったのだった。



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2008/11/14

日本の電車に乗り遅れた英国人の小話

英国というところでは、あまり電車が時間どおりに来ない。ストやらで半年くらい止まっていることもあった。そして、なによりも英国人自身が認めている。

「英国の電車は時間に正確ではない」、と。

これを踏まえて、次のようなジョークを聞いたことがある。




日本にやってきた英国人、予定より2分遅れて駅に到着したところ、乗るつもりだった電車に遅れてしまった。

そこで、彼は駅員に抗議をすることにした。

「たった2分なのに、なぜあの電車は行ってしまったのだ。」

駅員が答えた。

「時間通りに発車しました。それが何か」

「私は、たった2分しか遅れなかったのに電車に乗れなかったんだぞ、困るじゃないか。」

「しかし、定刻ですから」

「・・・・・」

「・・・・・」

「しょうがない、次の電車はいったい何時間後なんだ?」

駅員は時計を見ながら慎重に答えた。

「えーと、今から12分後です。」


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2008/11/13

スペリングコンテストはクレージー?

あるとき、オーストラリア人ベル女史と、車の中で会話をしていてスペリング・コンテストの話になった。

同行していた日本人A氏はスペリング・コンテストとは何かを知らなかったので、ベル女史はその何たるかを説明してくれた上でこういった。

「でも、スペリング・コンテストは、アメリカ人のやることなのよね」

僕はちょっと驚いて聞いてみた。

「えっ、オーストラリアにはスペリング・コンテストはないの?」

するとベル女史は落ち着き払ってこう答えてくれた。

「あんな、クレージーなコンテストはオーストラリアにはないわ」

そ、そうなのかぁ・・・。


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2008/11/12

スペリングコンテストの効能

アメリカの小学校では、スペリングコンテストというものがある。

日本の学校では、小学校で毎年新しい漢字を習って、それをちゃんと書けるかという漢字書き取りテストというものがあるが、まあ、似たようなものだろう。新しい単語を習って、スペルがいえるかどうかのテストだ。

ということで、一応言語教育比較としてはこんな関係にある。

 「漢字書き取りテスト」 = "スペリングコンテスト"

だが、内容的にちょっと違う点もある。

"スペリングコンテスト"というのは、書くのではなくて、みんなの前でスペルを口頭でそらんじるのである。

例えば、こんな感じ。

先生 「次の問題 ブック」

生徒 「ビー、オー、オー、ケー」

先生 「正解!!」


しかも、このコンテストは甲子園的に全国で行われていて、政治家等の有名エリートの過去の経歴にはしはしば「何才のときに、なになに州のスペリングコンテストで優勝」といった項目が出てきて、その後、有名大学に進学して、弁護士になって・・・というのが多い。

日本には全国漢字コンテストなるものはないが〔もしかしてあるのか?〕、漢字テストができること、イコール『頭がいい』、『頭の回転が早い』というようなイメージはないように思う。

なんでか?

もちろん、よくわかんないけど。。。。。

・漢字テスト
手を動かして練習すれば絶対できるようになるけど、書き取りなので口下手が改善されることはない?


・スペリングコンテスト
 みんなの前で口で暗唱しているうちに、スピーチ慣れして態度がでかくなる?


本当かなぁ・・・。


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2008/11/11

ベッツィー・ロスの家とEU旗

僕が初めてEUの旗なるものを見たときに、その場で思い浮かべた旗がある。

フィラデルフィアのベッツィー・ロスの家にかかっていたアメリカの最初の国旗。

アメリカ建国時の最初の首都としてのフィラデルフィアには、建国時の議会の建物とか、そのときに鳴らしたベルとか、建国時の"何々"というものがいろいろ存在する。

ベッツィー・ロスは、アメリカの国旗をデザインしたおばさんということになっていて、「ベッツィー・ロスの家」は一応観光名所ということになっているがやや北に外れ、少なくとも僕が行った時にははっきり言ってかなり「さびれて」いた。

「ベッツィー・ロスの家」は家そのものもかなり小さく、ごく小さな庭付き一戸建。

この小さな建物では彼女がデザインしたアメリカ建国時の国旗、つまりスターズ・アンド・ストライプスのスター(星)が13個、建国時の州の数だけ、青地に円形に配置されたものが、小さな家には不釣り合いなほどの大きさで二階の窓から掛っていた。

「ベッツィー・ロスの家」では常に星13個の最初の国旗が掲げられているのだ。

でも、ベッツィー・ロスおばちゃんは、その後にこんな星が増えるとは想像していなかったに違いない。

これを踏まえて、EU旗について、ウィキペディアを見てみる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E6%97%97

ウィキペディアから引用
「星の数は12個に固定されており、欧州連合の加盟国数とは関係づけられていない。」

EUはアメリカ星条旗と似たような星のデザインを採用したものの、あとから星が増えるルールにすると、デザインとしてのバランスが保てなくなるという現実問題を踏まえて、あらかじめ歴史の学習をルールに明文化しておいたに違いないのだった。


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2008/11/10

3歩後ろを歩く韓国人妻

留学寮の近くに住む韓国人パク氏が、米国から何度か韓国に帰国し、結婚して韓国人の奥さんを連れて米国に帰ってきた、と聞いたので、タイ人アマンパと一緒に会いにいってきた。

パク夫婦の買い物につきあうということで、とあるショッピングモールに行ったのだが、紹介してもらったときから、この奥さん、ほとんどうつむいたままで、僕にもアマンパにも、まったく返答をしてくれない。

パクの紹介では、彼女は韓国の高校で英語教師をしていたということなので、ある程度会話ができるはずだが、そもそも会話をする許可をもらっていない、という感じなのだ。

モールの中を歩いて移動するときには、彼女は我々男3人の3歩くらい後ろをあるいてついてきて、こちらが止まると、3歩隔てた後ろで少し距離をおいて止まる

ときどきパク氏が奥さんに話し掛けるときには、3歩前からパク氏が振り返って、韓国語でなにやら話をかけるのに対して、奥さんが必要最低限の「はい、いいえ」を返す、という感じだった。

結局、奥さんは一日中、忠実に主人の3歩後を歩きつづけた。

他にも韓国人女性を知っているので、パク夫人のように主人の3歩後を歩くようなことは、現代の韓国において全く一般的ではない、という確信をもっていたので、"ウルトラ・コンサーバティブ"ってこと?....と思っていたら、パク氏は誇らしげにこう言った。

「韓国の女はね、日本の女みたいにおしゃべりじゃないんだ」


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2008/11/09

プロシュートとはつまり生のブタ肉だ

イタリアの生ハム「プロシュート」の原料は豚肉らしい。

ん!? 生の、ブタ肉?

生ハムをありがたく、食っている人がいたら耳元で言ってみよう。

「これって、生のブタ肉だよ」

ところで、洋食の基本はやっぱり、牛だと思うのだが、なんでプロシュートに限ってブタなんだろう?

しかも、豚肉を基本にしている中華料理ではなんで生ハムができなかったんだろう?

うーんなんか不思議だ、誰か教えてくれ~!?


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2008/11/08

日本語で数えるのは難しい?

あるときに留学寮に住む韓国人女性Myraにこう言われた。

「日本語って、数を数えるのが難しいんでしょ」

「そうかな?、いち、に、さん、し、っていうだけだけど。」

「でも、車は 『いちだい』とか言うんでしょ。」

「ああ、そうか。車は、いちだい、にだい。」

「家は?」

「いっけん、にけん」

「サカナは?」

「いっぴき、にひき」

「なんで、1は『ぴき』で、2は「ひき」なの?」

「・・・・・」

「じゃあ、サカナが3だったら?」

「さんびき

「1は『ぴき』で、2は「ひき」、3は「びき」、全部違うじゃない。」

「・・・・・」

黙ってしまった僕を見て、Myraはうれしそうにこう言った。

「ほら、やっぱり日本語で数えるのは難しいでしょ。」



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2008/11/07

"Donut"の語源

忘れもしない中学2年のときの社会のテストの一問。

『大都市の中心で人口が減っていく現象をなんというか』

という問題に対して、僕は自信をもって「ドーナッツ化現象」と回答を書いて提出した。

しかし、これがバツになって返されたのである。

採点ミスと思った僕は、担任でもあった社会の先生に聞きに行った。

「これって、あってないですか?」

「正解は『ドーナツ化』だ。

 お前のは『ドーナッツ化』だ。

 だから不正解。

 お前、『ナッツ』っていうのは木の実のことだ。

僕にはあまりにどうでもいいささいな言葉尻を捕らえてバツにする先生のやり方に、いっぺんにやる気を失って、それ以上何もいう気にならなかったが、後半部分が今にいたるも未解決のネタとして心に残っている。

ということで。

"Donut"の語源はなんだろう?

前半の「ドウ」って部分は、おそらく生地のことに違いない。問題は後半だ。果たして"nut"は木の実なのか、それとも・・・・・。


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2008/11/06

結婚披露宴のケーキカットの意味

その昔、僕が結婚したときには一応披露宴をやったのだが、妻メグミと披露宴の司会をやってくれたメグミの友人シホさんと三人で披露宴をどうするかの相談をしていたとき、儀式が嫌いな僕はケーキカットについてかみついていた。

「なんで、ケーキカットって、あるの? そもそもなんなのさ、ケーキカットって?」

こんなことを聞いて、定番の儀式に反対するやつも珍しいんだろうが、セミプロのシホさんは全く動じず、このように答えてくれた。

「ケーキカットには、夫婦で行う最初の食事、という意味があるの」

うーん、そうかぁ。なかなか意味あるじゃん。

「でも、それじゃあ、ケーキカットの後にちゃんとそのケーキを食べなきゃ、ダメじゃん。」

かくて僕らの結婚披露宴では

・司会のシホさんからケーキカットには、最初の食事という意味があります、と説明

・食べるのにふさわしい小型のケーキを僕ら夫婦で儀式的にカット

・続けて新婦メグミが切ったケーキをフォークに指して、新郎の僕に食べさせる、


という本来の意味を踏まえたオリジナルのパフォーマンスを行った。

それはそれでまあ、良かった。

しかし・・・・。

結婚後には招待した友人たちから披露宴の写真が次々と届いたのだが、その中には決まってケーキカットの写真の次に、ケーキを食べるパフォーマンスの写真が入っていた。

それらのどれもが、こんな写真だった。

・形の崩れたケーキをフォークに指して、フェンシング選手よろしく、それを僕に突き出すウェディングドレス姿の妻メグミ。

・ケーキのクリームがつかないように精一杯の大口を開けて、中腰になっている僕。


あぁ~、かっこわる~

ケーキカットが元来の「最初の食事」という形態から発展して、儀式自体からは食べるパートがなくなったのには、それなりの理由があったのだった。


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2008/11/05

ドイツのにおいがする人

中国・蘭州出身のウェンさん、あるとき、ドイツ系外資エクスパットのA氏を評して言った。

「僕は以前にドイツの会社にいたから感じるのだけど、彼はドイツくさいね」

「どんなことで感じるの?」

「話が早い。もちろん冗談とかもいうけど、

仕事の話のときは本当に必要なことだけ言う。

それから、しゃべるときによく考えてしゃべっている。

きっと彼はディスカッションの中でも、理解していない場合は、

黙って考えていて、本当にわかっているときだけ、順序だてて意見を言う。」


「合意したら、ちゃんとやってくれるってこと?」

「うん、そうだね。日本人と似ている。

ドイツ人も日本人もよく考えてからしゃべる。

アメリカ人も話は早いけど、ちゃんとやってくれるのか別。」


「そうなんだ」

僕としては、『日本人が良く考えてからしゃべる』という部分について、

もう一つ『本当にそうかなぁ・・・』という感じがしていて、

あまりしっくりきていないのだが・・・。


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2008/11/04

QB houseと大きな音

QB houseという床屋がある。いつからあるのか知らないが、最初っから、椅子の前に流しがなく、従って、シャンプーはできない床屋である。

シャンプーができないQB Houseは切ったあとの細かな髪の毛を洗って流すことができないので、その替わりに頭の上から掃除機のパイプと黒い毛のついた隅っこ掃除用のアタッチメントをもってきて、ビューと頭の毛の中にその掃除機を掛けて細かな毛を取り除いている。

まあ、アイディアはいい。便利だし、実はよく使っている。

でもね、あの音がどうも気に入らない。

あの吸い取り機械が掃除機と思うかどうかは、慣れの問題だと思うのだが、あの大きな音。

日本人は欧州人とくらべて、大きな音に寛容だと思う。欧州人では金持ちほど、大きな音をいやがる傾向があるように感じる。

くつろいだ空間であるはずの床屋で、あの大きな掃除機の音。しかも、毛を取り除くという目的のために、耳元にまでアタッチメントがある。これはどうもなぁ・・・。

ま、そもそもエキナカで髪を切ってしまおうというケースで音が大きくて嫌という人はあまりいないとは思うのだが、そういうのになれてしまっている自分にちょっと嫌気が。


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2008/11/03

フィラデルフィアのトロリーでドアを開けてもらえない

フィラデルフィアではグリーンラインという地下鉄、というか、地下も走るトロリー市電みたいなものが走っている。架線から電気をとるパンタがついていて、一両で走っている。

あるとき、そのトロリー市電のグリーンラインとやらに乗ってみた。トロリーの運営は、SEPTA (セプタ;“South Eastern Pennsylvania Transportation Authority”) という公社みたいな団体が他の地下鉄やバスとともに運営していて、同じトークンが使えた。

始発は、フィラデルフィアのシティーホール。次々と行き先の違うトロリーがもどってきて、直前のトロリーにくっついて、サークルを回りながら乗り場にやってくる。ちょうどスキーのゴンドラのような感じ。

トロリーの中はブラックの人々ばかり乗っている。フィラデルフィア郊外に住んでいて、センターシティーに買い物をして帰る人々なのだろう。

トロリーの内部には壁じゅうに内部に発光体の入っているゴムのチューブが張り巡らされている。

地下鉄でしかも駅もあるのだが、日本の路線バスみたいに次の駅のアナウンスを聞いた上で、乗客はゴムチューブを押して、運転手に知らせてドアをあけてもらう仕組みなのだ。

僕はずっと出口の前に立っていたのだが、自分がおりたい駅が来たのでゴムチューブをぐにゅっと押してみた。

「ピンポン!!」

たちまち、お知らせ音が響く。

まもなく駅に到着。が、ドアが開かない。と、黒人の運転手がなにやらさけんだ。

「降りたいやつは、ステップにおりてくれ!」

たまたま、僕の他に降りたい人はいなくて、他の乗客はみんな黙って座っている。
僕は、そのまま出口の前にたってドアが開くのを待っていた。

「降りる奴は、ステップに降りろ!!」

車内はシーンとしていた。なんだか意味がよくわかんない。

「誰か、降りる奴は、ステップに降りろ!!」

ステップ? 出口のドアから車内は2段上にあって、僕はドアの前の2段上にいた。

なんとなく、一段右足を下ろしてみた。

その瞬間ドアが開き、僕はそのまま無人の駅に降り立った。

すると、後ろでは、ガチャっと、折りたたみドアが閉じる音がして、トロリーは走り去っていった。

うーん、そういうことだったのかぁ・・・。


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2008/11/02

日本史と世界史

思うに、日本ほど自国史と、他国史をうまく切り離せる国はあまりないのではないか? 

日本の高校の科目には「日本史」、「世界史」なんていうように分かれているのだけど、こんなことは普通の国ではできないんじゃなかろうか?

だから、聞いてみたい。

「あなたの国の教育では、科目は一つだけ"History"というのがあるだけだったのではありませんか?」、と。



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2008/11/01

「日本人はバカだ」といわれるとき

いわゆる外人、特に欧州人が「日本人はバカだ」というときには、一つの同じパターンがある、と考えている。

彼らは、簡単な計算を間違えたとか、日本人が「あいつはバカだ」とかいいそうな場面ではあまり、他人をバカ扱いしない。

そのかわり、彼らの価値観に反する努力をしている人間を「バカ」扱いする。

たとえば、過労死なんていうのはその典型だ。

彼らのもつ価値観からすると、こんなバカ論となる。

「仕事とは、家族と人生のために行っている手段にもかかわらず、その仕事をやりすぎて死ぬとは、バカとしかいいようがない。」

同様に単身赴任もおバカに該当する。

「家族のために仕事しているのに、仕事のために家族からはなれるとは本末転倒だ」




その昔、僕は日本企業に勤めていたころ転勤を命ぜられたことがあった。

すると、その翌月の給与明細に「転勤赴任料」なる名目で数万円をもらっているのは見たときに僕は思った。

「あーあ、転勤赴任料 数万円で、僕の人生は買われてしまったらしい」

当時は転勤を断るなんてオプションは想像だにしなかったが、おバカな僕は、その数万円が何に消えてしまったのかさえ全く記憶にない。


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