モロッコ旅行に行き、フェズに見物に出かけたときのこと。
フェズには、ローカルの飛行機〔Air Maroc〕でカサ・ブランカから到着した。
フェズの空港はかなり小さく、到着後に飛行機からはタラップを降りて地面に立って見渡すと、雲ひとつない青空の下、舗装した平たい地面に、自分が乗ってきた小ぶりの飛行機がただ一機とまっていた。
舗装地面の先の草原にはフェンスがあり、何故かかなり多数の人々が柵ごしに飛行機見物〔?〕をしていた。
そして、前方100m程度先にはごく小さなターミナルビルと、その二階みたいについている小さな白い管制塔が見えた。バスもないので、あそこまで徒歩で歩いていくのだ。
一緒にいたメグミが言った。
「うわぁ~、小さな空港。撮っとこうよ。」
止めるまもなく、彼女はさっとカメラを取り出し、小さなターミナル+管制塔に向けて、パシャ。 このとたんに、サングラスに軍服といったイデタチのセキュリティーが後ろから現れて言った。
"No!! No Photo!!"
こういうときは立ち止まったらアウトだ。
今はたまたま、飛行機からターミナルに向かっている間だから、彼女に目で合図して歩き続け、 かなりビクビクしながら、後ろから聞こえてくる "No Photo!!" の声を振り切ったのだった。
教訓; 海外では空港は軍事施設なので撮らないようにしましょう。
2008/06/30
2008/06/29
電子レンジにネコ
何かで、アメリカ人の訴訟の話をしていたときに、韓国人ヒョンエルが、こんな話をしてくれた。
「以前にペットのネコを電子レンジに入れたら、ネコが死んじゃって、訴訟になったケースがあるらしい。」
「何のために、ネコを電子レンジに入れるのさ?」
「ネコをお風呂で洗って、乾燥するのが面倒くさくなったときに、ひらめいて、電子レンジでサッと乾かそうと思ったらしい。で、チンしたら、愛するネコが死んでしまって、訴えたんだ。『電子レンジの注意事項に生きたネコを入れるな』って、書いてなかったっていう理由でね。」
話を聞きながら、電子レンジでチンされて死んでいくネコの体験を想像してしまった。
いったい脳みそを電磁波で熱されて意識を失っていくのはどんな気持ちか・・・。
韓国人ヒョンエルは続けていった。
「しかも、この裁判に訴えた奴は勝つんだ。アメリカはおかしい。なんでもかんでもそういう常識がないやつがこの国では次々訴えて賠償金をもらっていくんだ。」
彼はネコを電子レンジに入れた奴を心の底からバカ扱いすることに決めていたようだった。
僕は勝訴となる理由を考えていた。
電子レンジがどのように作用するのか、そもそも僕も良く分かっているわけではないし、だから一般人が『便利な乾燥機』と理解してはいけないという明確な客観的な理由はおそらくない。だから、『生きた猫を入れてはいけない』、という説明書きがなくておきてしまった事件は、メーカーが悪い、そうなるのだろうか・・・。
こんな記事もあります
階段骨折で損害賠償は常識?
「以前にペットのネコを電子レンジに入れたら、ネコが死んじゃって、訴訟になったケースがあるらしい。」
「何のために、ネコを電子レンジに入れるのさ?」
「ネコをお風呂で洗って、乾燥するのが面倒くさくなったときに、ひらめいて、電子レンジでサッと乾かそうと思ったらしい。で、チンしたら、愛するネコが死んでしまって、訴えたんだ。『電子レンジの注意事項に生きたネコを入れるな』って、書いてなかったっていう理由でね。」
話を聞きながら、電子レンジでチンされて死んでいくネコの体験を想像してしまった。
いったい脳みそを電磁波で熱されて意識を失っていくのはどんな気持ちか・・・。
韓国人ヒョンエルは続けていった。
「しかも、この裁判に訴えた奴は勝つんだ。アメリカはおかしい。なんでもかんでもそういう常識がないやつがこの国では次々訴えて賠償金をもらっていくんだ。」
彼はネコを電子レンジに入れた奴を心の底からバカ扱いすることに決めていたようだった。
僕は勝訴となる理由を考えていた。
電子レンジがどのように作用するのか、そもそも僕も良く分かっているわけではないし、だから一般人が『便利な乾燥機』と理解してはいけないという明確な客観的な理由はおそらくない。だから、『生きた猫を入れてはいけない』、という説明書きがなくておきてしまった事件は、メーカーが悪い、そうなるのだろうか・・・。
こんな記事もあります
階段骨折で損害賠償は常識?
2008/06/28
香港の発音
昔、中国語〔北京語〕で「香港」のことを「ホンコン」とは言わない、ということを知ったとき、なかなかにびっくりしたのを覚えている。
香港は、北京語で「しゃんがん」といい、広東語で「ほんこん」というらしい。中国の都市名ではえてしてこういうことがよくある。
全世界的な一般論として、現地語による発音が正しい、と考えるのが普通〔or 政治的に正しい= "Polititcally correct"〕と思うが、「香港」の発音について、何が正しいのかを考える場合、国の標準語 vs 現地語の対決になる。
彼らにはどの発音が「正しい」というような感覚はあるのだろうか?
香港は、北京語で「しゃんがん」といい、広東語で「ほんこん」というらしい。中国の都市名ではえてしてこういうことがよくある。
全世界的な一般論として、現地語による発音が正しい、と考えるのが普通〔or 政治的に正しい= "Polititcally correct"〕と思うが、「香港」の発音について、何が正しいのかを考える場合、国の標準語 vs 現地語の対決になる。
彼らにはどの発音が「正しい」というような感覚はあるのだろうか?
2008/06/27
玄米フレークはご飯の味
米国に留学している間に、半年くらいご飯もみそ汁も食べてない時期があった。
あるとき、いつもと少し違うコーンフレークをスーパーで買ってきたのだが、 なんだかとてもおいしい。
気がつくと何度も追加して、バクバク食べてしまったのだが、箱を見て気がついた。
その箱に書いてあった商品名は、「コーンフレーク」じゃなくて
「玄米フレーク」
だったのだ。
そうか、オレ、ごはん食べたかったんだぁ・・・としみじみ思った。
あるとき、いつもと少し違うコーンフレークをスーパーで買ってきたのだが、 なんだかとてもおいしい。
気がつくと何度も追加して、バクバク食べてしまったのだが、箱を見て気がついた。
その箱に書いてあった商品名は、「コーンフレーク」じゃなくて
「玄米フレーク」
だったのだ。
そうか、オレ、ごはん食べたかったんだぁ・・・としみじみ思った。
2008/06/26
「アイン」の発音
アラビア語の文字の一つに「アイン」という文字がある。
アメリカ人向けのアラビア語独習本を読んでいたとき、この文字にかぎってはどんな発音になるのか全く想像がつかなかった。そもそも英語にはない音だからしかたがないのだが、本の発音説明には、のどを締めて発生せよ、とか、強いて英語での音を探すとマギーさんという名前の人に、"Maggie !!"と呼びかけるときの "gg"の音が「アイン」に近い、と書いてあった。
"gg" の音・・・???
あんまりピンと来ないので、とある機会にエジプトから日本に源氏物語の研究をしに来ている、というエジプト人留学生をつかまえて、聞いてみた。
「すみません。アインという文字の発声を教えてもらえませんか?」
「私はアラビア語の先生ではありません。」
ありゃ。よっぽど、聞き方がまずかったかなぁ???
アメリカ人向けのアラビア語独習本を読んでいたとき、この文字にかぎってはどんな発音になるのか全く想像がつかなかった。そもそも英語にはない音だからしかたがないのだが、本の発音説明には、のどを締めて発生せよ、とか、強いて英語での音を探すとマギーさんという名前の人に、"Maggie !!"と呼びかけるときの "gg"の音が「アイン」に近い、と書いてあった。
"gg" の音・・・???
あんまりピンと来ないので、とある機会にエジプトから日本に源氏物語の研究をしに来ている、というエジプト人留学生をつかまえて、聞いてみた。
「すみません。アインという文字の発声を教えてもらえませんか?」
「私はアラビア語の先生ではありません。」
ありゃ。よっぽど、聞き方がまずかったかなぁ???
2008/06/25
2008/06/24
歩いていたらタイヤを褒められた
昔、"YOKOHAMA"という「ヨコハマタイヤ」のロゴの入った
真っ黒なTシャツをもっていた。
あるとき、留学寮から出て行くのに、
このTシャツを着てあるいていると、
道の反対側の歩道を歩いていたブラックの兄ちゃんが
わざわざ道を隔てた向こうからこちらに大声で呼びかけてくれた。
"Nice Tire !! "
こちらは、しばしボーゼン。
事態を理解するのに、5秒もかかってしまった。
にーちゃん、あのときはレスポンスが悪くてすみませんでした。
真っ黒なTシャツをもっていた。
あるとき、留学寮から出て行くのに、
このTシャツを着てあるいていると、
道の反対側の歩道を歩いていたブラックの兄ちゃんが
わざわざ道を隔てた向こうからこちらに大声で呼びかけてくれた。
"Nice Tire !! "
こちらは、しばしボーゼン。
事態を理解するのに、5秒もかかってしまった。
にーちゃん、あのときはレスポンスが悪くてすみませんでした。
2008/06/23
留学中に英語が上達する禁句
アメリカでサブウェイ・サンドイッチの類を注文すると、必ず店員さんとそれなりのやり取りが必要になってくる。やったことはある人はわかると思うが、はっきり言って面倒だ。
例えば、こんな風に。
「パンは?」
「白で」
「オニオン?」
「少なめ」
「ピーマン?」
「入れて」
「マヨネーズ?」
「少なめで」・・・
で、ある日、これらの会話を最初の一言で済ませてしまう魔法の言葉を知ってしまった。
「BLTサンド1つ、全部のっけて。」("with everything on it")
のように、言ってしまうと上のような面倒な会話は一切、なくなってしまうのだ。
この魔法を知って以来、僕は毎回、この一言で注文して過ごした。
でも、今から思うとこれは禁句にすべきで、毎回、お店の人とちゃんと雑談をするべきだったのだ。
例えば、こんな風に。
「パンは?」
「白で」
「オニオン?」
「少なめ」
「ピーマン?」
「入れて」
「マヨネーズ?」
「少なめで」・・・
で、ある日、これらの会話を最初の一言で済ませてしまう魔法の言葉を知ってしまった。
「BLTサンド1つ、全部のっけて。」("with everything on it")
のように、言ってしまうと上のような面倒な会話は一切、なくなってしまうのだ。
この魔法を知って以来、僕は毎回、この一言で注文して過ごした。
でも、今から思うとこれは禁句にすべきで、毎回、お店の人とちゃんと雑談をするべきだったのだ。
2008/06/22
麺なしチャンポンを注文したフランス人
フランス女性留学生で日本に来ている、クレアを含めて4人でラーメン屋に行くことに合意して、「長江」とかいう名前の
カウンターのみのラーメン屋に入店した。
で、他の3人がそれぞれラーメンを注文したところで、クレアがこう言い出した。
「野菜食べたい」
「じゃあ、野菜が入ってそうなラーメンは。。。」 と探しだすと
「ラーメンいらない」
「じゃあ、なんでラーメン屋に来たんだよ~」
「とにかく今は、野菜が食べたい」
「でも、ここはラーメン屋だから、ラーメンしかないよ。。。」
「急に野菜が食べたくなったの!!」
この問答をカウンター越しに見ていた、長江の亭主、すかさず言ってくれた。
「らーめんなしの野菜スープできますよ」
「じゃあ、それにしてください」
で、出てきたのは、要は 麺なし肉なしチャンポン。
丸く収めてくれた亭主には感謝なんだけど、お代の方は麺ありのチャンポンと同じだった。
カウンターのみのラーメン屋に入店した。
で、他の3人がそれぞれラーメンを注文したところで、クレアがこう言い出した。
「野菜食べたい」
「じゃあ、野菜が入ってそうなラーメンは。。。」 と探しだすと
「ラーメンいらない」
「じゃあ、なんでラーメン屋に来たんだよ~」
「とにかく今は、野菜が食べたい」
「でも、ここはラーメン屋だから、ラーメンしかないよ。。。」
「急に野菜が食べたくなったの!!」
この問答をカウンター越しに見ていた、長江の亭主、すかさず言ってくれた。
「らーめんなしの野菜スープできますよ」
「じゃあ、それにしてください」
で、出てきたのは、要は 麺なし肉なしチャンポン。
丸く収めてくれた亭主には感謝なんだけど、お代の方は麺ありのチャンポンと同じだった。
2008/06/18
キング牧師 Jr.
留学寮からアメリカで英語プログラムに通っていたころ、アメリカ人教師のテリーさんに聞いた。
「キング牧師("Martin Luther King Jr.") の名前の後ろに"Jr."ってついているけど、あれは何?」
「ああ、ジュニア("Jr.)っていうのは、たまたま親と同じ名前っていう意味だけで、たいしたことではないわ。」
会話はこれで終わったが、この後、僕はかなりいろいろ思った。
1.日本語の場合
日本でも親と同じ名前を差す言葉として、「二代目」とか「二世」という言葉があるが、ある程度、親である「初代」が一定以上の人である場合に限るのではないか、という気がする。キング牧師の場合、功績・有名度など何をどう比較しても キング牧師(="Jr.") >>>>> 親キング なので、なんとなく僕個人としては違和感がある。それともこの違和感は伝統演芸のみの世界のことかな?
2.じゃあ三代目は?
仮に、キング牧師("Martin Luther King Jr.") に更に同じ名前の子供がいたら、なんと名乗るのだろう? ダブルジュニアか?
3."Jr."となるのはたまたまか?
テリーさんは、『たまたま("happen to have")同じ名前で特に意味はない』と表現したがそもそも、名づけは100%親の意思でコントロールできるのであって、同じ名前になるのを『たまたま』というのは違和感がある。何かよっぽど思い入れがないと同じ名前にはしないんではないか?
「キング牧師("Martin Luther King Jr.") の名前の後ろに"Jr."ってついているけど、あれは何?」
「ああ、ジュニア("Jr.)っていうのは、たまたま親と同じ名前っていう意味だけで、たいしたことではないわ。」
会話はこれで終わったが、この後、僕はかなりいろいろ思った。
1.日本語の場合
日本でも親と同じ名前を差す言葉として、「二代目」とか「二世」という言葉があるが、ある程度、親である「初代」が一定以上の人である場合に限るのではないか、という気がする。キング牧師の場合、功績・有名度など何をどう比較しても キング牧師(="Jr.") >>>>> 親キング なので、なんとなく僕個人としては違和感がある。それともこの違和感は伝統演芸のみの世界のことかな?
2.じゃあ三代目は?
仮に、キング牧師("Martin Luther King Jr.") に更に同じ名前の子供がいたら、なんと名乗るのだろう? ダブルジュニアか?
3."Jr."となるのはたまたまか?
テリーさんは、『たまたま("happen to have")同じ名前で特に意味はない』と表現したがそもそも、名づけは100%親の意思でコントロールできるのであって、同じ名前になるのを『たまたま』というのは違和感がある。何かよっぽど思い入れがないと同じ名前にはしないんではないか?
2008/06/17
根まわしをしたスコットランド人
外資系企業内の出来事。
日本にきて、約1年になるスコットランド人エクスパットのルーニー、会社の日本語レッスンで、
先生から「ねまわし」という言葉を覚えてきたらしい。
ルーニーから会議の招集が来たのだが、
「ねまわしをします」
というタイトルで、何をやるのか詳しい説明もなく、いきなり、えらい人を全員召集。
これは根回しではなくて、会議だろ、とつっこむとルーニーは言った。
「ねまわし、って、準備ミーティングのことだろ!」
日本語の先生、ちゃんと日本語を教えてやってください。
日本にきて、約1年になるスコットランド人エクスパットのルーニー、会社の日本語レッスンで、
先生から「ねまわし」という言葉を覚えてきたらしい。
ルーニーから会議の招集が来たのだが、
「ねまわしをします」
というタイトルで、何をやるのか詳しい説明もなく、いきなり、えらい人を全員召集。
これは根回しではなくて、会議だろ、とつっこむとルーニーは言った。
「ねまわし、って、準備ミーティングのことだろ!」
日本語の先生、ちゃんと日本語を教えてやってください。
カテゴリ:
2.会社の外人(エクスパット等),
英国人
2008/06/15
サムライ階級の出身
あるとき、ベンガル人のアーリジットが、通りすがりにサリーを着たインド女性をみて言った。
「ああいう人は、国に帰ったら、話しかけることもできないだろうな。」
「どうして?」
「身分が違うんだ、見たらわかる。だからここにいても彼女から話しかけてもらえることはない。」
そういえばインドにはカーストなるものがあるんだっけ、と思い出していると、
彼は続けてこう聞いてきた。
「ところでお前、日本ではサムライ階級の出身か?」
この後10分にわたって、既にサムライというものがいなくなってずいぶん経つ、
という説明をえんえんとする羽目になったのだった。
「ああいう人は、国に帰ったら、話しかけることもできないだろうな。」
「どうして?」
「身分が違うんだ、見たらわかる。だからここにいても彼女から話しかけてもらえることはない。」
そういえばインドにはカーストなるものがあるんだっけ、と思い出していると、
彼は続けてこう聞いてきた。
「ところでお前、日本ではサムライ階級の出身か?」
この後10分にわたって、既にサムライというものがいなくなってずいぶん経つ、
という説明をえんえんとする羽目になったのだった。
2008/06/13
2008/06/12
すしは毎日食べるものではない
ある日、留学寮の共用テーブルで、韓国人のヒョンエルがキムチを食べるのをみてきいてみた。
「もしかして毎日キムチ食べてない?」
「うん、毎食必ず食べるものなんだ。」
「あきないの?」
「そういうものなんだ。」
「ふーん・・・」
すると今度は、ベンガル人のアーリジットに逆に聞かれた。
「日本人は毎日、Sushiを食べてるんだろ?」
「いや、めったに。年に1-2回くらいかな。」
「ええーっ!!」
彼は日本人は、毎日すしを食べるものなのだと信じていたらしく心の底から驚いていたのだった。
「もしかして毎日キムチ食べてない?」
「うん、毎食必ず食べるものなんだ。」
「あきないの?」
「そういうものなんだ。」
「ふーん・・・」
すると今度は、ベンガル人のアーリジットに逆に聞かれた。
「日本人は毎日、Sushiを食べてるんだろ?」
「いや、めったに。年に1-2回くらいかな。」
「ええーっ!!」
彼は日本人は、毎日すしを食べるものなのだと信じていたらしく心の底から驚いていたのだった。
2008/06/11
サムライのマネをするギリシア人
留学寮には、ピロスというギリシア人がいた。
彼に初めて廊下で会ったときのこと。
天然パーマちりちりのちょっと小柄な白人男がやってきて、
「お前は日本人か?」と聞いてきた。
「そうだ」、と答えると、
突然、ha!, ha! といきなり廊下の真ん中で大暴れをはじめた。
見えない敵と切り合いをし、最後の袈裟切りを決めて、
ちらりと青い目でこちらを見て、そして言った。
「サムライ ハ、 カタナ デ、 キル !!」
誰だ、こんな変なことを教えたのは。。。。
後で知るのだが、どうやら彼はいつもこの一発芸をして日本人女性の気をつかむことにしているようで、僕相手にやったのは単なる練習だったらしい。
彼に初めて廊下で会ったときのこと。
天然パーマちりちりのちょっと小柄な白人男がやってきて、
「お前は日本人か?」と聞いてきた。
「そうだ」、と答えると、
突然、ha!, ha! といきなり廊下の真ん中で大暴れをはじめた。
見えない敵と切り合いをし、最後の袈裟切りを決めて、
ちらりと青い目でこちらを見て、そして言った。
「サムライ ハ、 カタナ デ、 キル !!」
誰だ、こんな変なことを教えたのは。。。。
後で知るのだが、どうやら彼はいつもこの一発芸をして日本人女性の気をつかむことにしているようで、僕相手にやったのは単なる練習だったらしい。
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