あるとき、イタリア人Fがオフィスの中で通りすがりに、あまり英語が得意ではない日本人のMさんに声をかけているのを見た。
「Mさん、これから一緒にランチでもどう?」
「えっと・・・・・・(なんというべきか、英語を考えている模様)・・・うーんと・・・・」
「いかない?」
「あの、今日はわたし、お弁当を持ってきているんです。」
家からお弁当を持ってきたからあなたとは一緒にランチには行けない、つまり、わかりやすい断りのセリフだ。最初の沈黙の間に、Mさんはどうやって断ろうかを考えていたに違いなかった。
しかし、イタリア人Fの発想から出てきたこれに対する回答は想像を超えていた。
「あら~、お弁当なんて、明日食べればいいのよ~。」
いったいどこの人が、弁当を明日までキープして食うというのだろうか?
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