さて翌日、案の定というか、他の客はなし。
運転手にスーツのおにいさん、これにガイドのマリアさんがついた。
ソフィアを出ると、車はすぐに「田舎」を走りだし、最初の(しかも最後となる)ガソリンスタンドに入り、運転手さんが黙ってセルフで給油した。
すれ違う車も少なく、僕らのようなセダンはさらに少ない。
緑の「まきば」の向こうに頂上に雪のかぶった山々が見え隠れし、ときどき馬車やら、牛やら、羊飼いたちが現れ、通過していった。
途中で、カフェにとまりコーヒー・ブレイク。カフェとは言ったものの、見ての通り看板もない。
もともと、ソフィアでも看板・広告の類をほとんど見なかったが、次第に自動車も見かけなくなり、シンプルな緑の野原に続く舗装道路で、ときおり馬車を追い越す、というようなドライブになってきた。
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