2010/02/11

統計的ユニバーサル健康法

世の中には、いろいろな健康法があり、図書館などに行くと本当にいろいろな本がある。

これらはいわゆる「医学書」でないので、本当にいろいろな見解があり、さまざまな人が種々の見地から、このようにすべし、というようなことが書いてある。

いわく

・体のゆがみが直るようなストレッチが必要、とか

・体が冷えると、さまざまな悪さをする、とか

・肉と脂を食べすぎず、もっと穀物を食え、とか

などなど。

どの健康本ももっともらしいことが書いてあるのだが、いつも疑問に思うことがある。

それは、こうした健康法の本においてはほとんど例外なく、

あまり具体的な作用根拠を示すことなく、独自の用語等を使いながら、

「XXXX をすると、YYYYYというようになるので XXXXをすべし」

などと、あたかも体の中の構造とその作用が断定的に説明されることである。

その上で、わずか数例の治療例などが載せられていたりする。

こうした記述はその統計手法に疑問があり、効果の検証が怪しいと言わざるを得ないが、といって、こうした内容のすべてが荒唐無稽で健康効果が全くない、とまでは思わない。

本当は、個別の健康法には、根拠・作用方法の説明優劣にかかわらず、多少なりと効果がある部分と、本当は意味がない部分とが、混ざっているのに違いない。

となるとブレークスルーは、これらの根拠不明確な方法に対してどのように統計的な検証を入れるかということになる。

そこで思いついたこと。


・インドや中国などの伝統医学も含めて、多少なりと効くとされる健康法を多数集める

・一切の根拠や説明を無視して、健康にプラスとされる日常習慣のアクションのみをリストアップ

・根拠説明は異なっても、アクション自体は一致するものがそれなりに出る(おそらく)

・複数の健康法で一定以上重複する具体的なアクションのみを機械的に採用し、元となる健康法リストと、この採用方式自体を根拠とする。



名付けて、「統計的ユニバーサル健康法」とでもいうべきか。

まさに他人のふんどしで相撲を取るgoogle時代にふさわしい手法だ。

ぜひ誰かにやってもらい、Webに結果を公表してもらいたいものである。



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