2010/03/27

『支店』の存在意義を語るアメリカ人

部屋の片付けをしていたら、以前に地方に住んでいた時に使っていた、ある地方銀行の通帳を発見した。

東京にいて地方銀行の口座なんて要らないから、その地方銀行の東京に一つしかない支店に出掛けていき、窓口に並んだ上に申し出た。

「すみませんが、この通帳の口座を解約してください」

すると窓口係のおばさま、

「口座解約のお手続きは、口座作成された支店でしか出来かねます」

「は?、引越して東京に戻ったから、ここに来てるんだけど」

「恐れ入りますが、口座のある××支店へお願いします」

かくて平日昼間の貴重な時間を使った僕の銀行訪問は徒労に終わった。


この話をアメリカ人エクスパットのRにしたところ、Rはこんなことを言い始めた。


「そもそも支店っていうのは、その会社のサービスをどこでも同じように提供するために存在するものだ。」


「・・・うん」

「一部サービスは地方の、その特定の支店にいかないとできないというのなら、その銀行は東京に支店を置いている意味がないんじゃないか?」



にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報へ

0 件のコメント:

にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報へ

Copyright (C) 2008-2014 たまーむ All Rights Reserved