出張でクアラルンプールに行った時、現地のマレーシア人に尋ねてみたことがある。
「で、クアラ・ルンプールって、どういう意味?」
日本語感としては、『クアラルン・プール』のように切りたいのだが、それではなくて『クアラ』で切るのである。地図を見ていると他にも『クアラ』で始まる地名があることに気付いた。
現地人Kがやや申し訳なさそうに言った。
「それが、あんまり、グッドな内容ではないんですよ」
「?」
「『クアラ(Kuala)』っていうのは、エスチュアリーのことです。」
「エスチュアリー!?」
Wikipedia エスチュアリー
「それから、『ルンプール(Lumpur)』っていうのは、泥のことです。」
「泥?」
「そう。だから、クアラ・ルンプールというのは直訳すると『泥のエスチュアリー』ということになります。」
「・・・・・」
うーむ。確かにあまりカッコイイ内容ではないなぁ・・・。
リアクションに困っているともう一人の現地のマレーシア人が言った。
「だから~、そんなこと気にしないで、『ケーエル(KL)』でいいじゃない!!
クアラ・ルンプールじゃなくて、『ケーエル!!』
このほうがカッコイイでしょ!!」
なるほど、納得。
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2 件のコメント:
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
職務履歴さん
コメントありがとうございます。そして、長期に放置していたため、お返事なく大変失礼いたしました。
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