2009/10/31

クアラ・ルンプールの早歩きをする歩行者信号機

日本のJR大阪駅前には、青信号に変わるまでの残り秒数が表示されるボードが歩行者用信号機に付属されており、大阪人の「いらち」度合いを示すものとして関西人の間では有名らしいが、クアラ・ルンプールの信号機はこんなものよりも機能的にはるかに高性能である。

まず、赤信号時。(写真)


次に青信号時。

写真で見ての通り残り秒数がカウントダウンされる。

が、何回か信号を渡るうちにそれにだけではないことに気がついた。

実は最下段の青い歩行者は固定した絵の表示ではなく、左右の足を動かして歩いているアニメーション表示なのだが、残り時間が10秒を切る頃からアニメーションが加速度的に早歩きを始め、赤信号になる直前にはほとんど走るようなスピードで足を動かすのである。


ああ、せわしない。

クアラ・ルンプールでは歩行者は信号機アニメーションにせきたてられる感じだ。

と思いながら、僕は意味もなく同じ交差点を行ったり来たりしたのだった。



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