僕が会社でよく電話会議する英国人女性に、Kさんという女性がいる。
あるとき、会議の最後に彼女はこんなことを言った。
「これから、私のウマの世話をしないといけないの?」
「私の、ウ、ウマ??? ・・・・・」
僕は、あまりに日常を隔絶した彼女のセリフについていけず、固まったまま電話会議を終えた。
うーん。。。むむむむ
『私のウマ』っていう言ったよなぁ・・・・。
彼女の家には馬がいるのか!?
ホントに自宅に馬なんているのか!?
翌日たまたま、ウマ持ちの彼女と同じオフィスの女性と電話で話す機会があったので、聞いてみた。
「Kさんは、ウマを持っているって、ホント?」
すると、その別の女性はこともなげに言った。
「ああー、そうよ。彼女は乗馬が趣味なのよ。」
「じゃあ、彼女の家には馬がいるの?」
すると彼女はあっさり否定して説明してくれた。
「いいえ。自分の所有する馬をあずけておく場所があるのよ。もちろん有料でね。」
「・・・・・ふーん」
それにしても、あまりピンと腹におちる話ではないが一応、理解、できた。
でも、最初に『彼女の家に馬がいる』ということを想像したときに、僕の頭に浮かんだ光景は
「広大な庭付き豪邸の一角に、馬小屋がある」
という図ではなくて、キリスト生誕図のごとくに
「小さな馬小屋に家族が馬と一緒に住んでいる」
という光景だった。
あ~あ、まずこの最初の想像からして、ぜんぜんダメだぁ~!!
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