2008/12/15

留学寮にマリファナの売人やってくる

あるときに、留学寮のパーティーの途中で、日本語もできるアメリカ人のアルが近寄ってきた。

「向こうにマリファナあるよ」

「えっ!?」

「ほら、ついて来いよ。」

アルについていって、小部屋に入ると、そこにはタバコをすっているにいちゃんがいた。

「そこの二人が売人」

見ると、ブラックのにいちゃんが2人、机の上で足を組んで座ってこっちをみていた。

「いらない。だいたいタバコも吸ったことないんだから、吸えないし、タバコより先にマリファナは順番が違うだろ。」

「それは、まあ、そうだな」

元の大部屋に戻るとアルは言った。

「日本人はドラックっていうと、すぐとんでもないって態度に出るけど、よく見て判断してほしいんだ。ごくごくノーマルなことなんだよ。別に大して害もない。酒飲んでるのは同じだ。」

彼はなぜか、えらくマリファナを擁護した。

「ふーん」

「だいたい大統領のビル・クリントンだって、昔やってる。後で、くわえたことを否定できなくなって、奴はなんていったと思う?」

「さあ」

「ふかしただけど、肺には吸わなかったってさ、ワハハハハハ

そんなの吸ったに決まってんじゃん、なぁ、ワハハハハハ」




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