これは外資系企業で発生する典型的なパターンと思う。
アメリカ人エクスパットのキャシー。
あるとき職場で企画された懇親会〔つまり飲み会〕に噛み付いた。
聞くところによると彼女の主張と幹事〔日本人〕とのやりとりは、こうである。
「なんで、私がそんな飲み会に出ないといけないの?」
「ボス〔日本人〕の意向でやっているし、他のみんなも出席する。」
「チームビルディング〔職場の活性化〕のためってこと?」
「はい、そうです。参加してください。」
「チームビルディングが目的なら、どうして会費が自腹なの? おかしいじゃない。」
「・・・・・・わかりました。検討します。」
で、キャシーのこのやり取りで結局、支払いはすべて会社もちに変更。
幹事殿は1人5千円ずつ既に他の日本人からは、ほとんど会費徴収済みだったのに、
一人一人に事情を説明しながら、返金することとなったのだった。
このため結局、キャシー本人にはそんな意図はなかったのだろうが、
一両日の後には関係者全員に
『キャシーがゴネて、会社持ちに変わったんだって』
というネタが広まったのだった。
さて、キャシーが得たのはプラスか、それともマイナスか・・・。
外資系企業でチームビルディングが必要なわけ
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