2008/07/07

マセラッティを即納させたベルギー人

ベルギー人の外資エクスパットのオリビエ、あるときにこんな話をしてくれた。

あるとき、スイスからベルギーに行くのに、車が必要になったので、近くに見つけたフェラーリとかを売っているディーラーに入っていった。

店の人もいるが、当然こんな高級車を買う人はそういないから「いい車だね」とかいっても、店の人もあんまし、相手にして乗ってこない。

そこで黒メガネの営業さんに、マセラッテイ〔Maserati〕を指差して急に

 「これをくれ」

といったら、

『ぇっ !?』

と息を飲み込んでいった。

 「OK、2階にいきましょう」

で、2階にいって座るなり

 「今ほしい。このまま乗っていけるか。」

というと、再び営業クン、

『ぇっ!?』。

オリビエは、ここでさらにたたみかけたらしい。

 「これは君へのチャレンジだ。見たまえ、ここにこの車を買いたいと思っている客がいて、しかもこの場でキャッシュで全額払おうとしている。

『ぇっ!?』

営業クンはさらにガクゼン。

「どうかね。明日の朝までに、ナンバーと保険と全部そろえて乗れるようにしてくれたら、その場で全額キャッシュ払いしよう。」

「ボ、ボスに相談します・・・」

オリビエが翌朝行くと、ナンバーも保険も間に合っていて、その場でキャッシュ払いしてベルギーまで乗っていったという。

で、こんな話を聞いたよって、オリビエ秘書のコズエさんにしたら一言。

「そんなことしてるから、嫌われるのよ」


にほんブログ村 海外生活ブログへ←面白いと思えたら、クリックお願いします

0 件のコメント:

にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報へ

Copyright (C) 2008-2014 たまーむ All Rights Reserved