確かに、天井などの美しいタイル装飾はあるにはあるのだが・・・。
そういう宮殿のことはどこかのサイトでもっとすばらしい写真を見ていただくとして、下の写真の男。
このハデーな真っ赤な服を着て、背中に銀色の壺(?)を背負っているのは観光客用のチャイ売りである。
背中の銀色の壺の形状については、トルコ・チャイの製造方法に関係あるように思われる。
カッパドキアでやとったガイドのTによるとトルコのチャイは下記のようにして作る。
1.チャイ用のヤカンを用意。これはバザールなどで売っている。
普通のチャイ・ヤカンはただのステンレスでできており、フタ、上段のヤカン、下段のヤカンという三つの部品にわかれ、フタ・上ヤカン・下ヤカンのように重ねて合体できる。
(エスプレッソと異なり、上ヤカンと下ヤカンの間に穴などはあいていない。)
2.上ヤカンに茶葉と水を入れる
3.下ヤカンには水のみを入れる
4.3つの部品を合体。火にかけて沸騰させる。
つまり、上ヤカンで濃い煮出し紅茶、下ヤカンでお湯が同時にできあがることになります。
5.上ヤカンの濃いチャイをチャイ・グラスに注ぐ
6.下ヤカンのお湯をチャイ・グラスに注ぎ、濃いチャイを適度に薄める
チャイについては、こちらも見てね
トルコ・チャイで作る三段バルコニー
写真のチャイ売りの男が背負っている銀色の壺に戻ると、つまり、くびれより上が、上ヤカンの紅茶が入っていて、下ヤカンにはお湯が入っている、というアピールに違いないのだ。
でも、こんな大きな壺に満水入っていたら、そうとう重いし、熱いはずだ。
本当は中はどうなっているんだろ?
一回、注文してみればよかった。
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2 件のコメント:
私も同じ業界(外資金融)に、もう長い間在籍しています。楽しい内容だったので、ついコメントしてしまいました。また訪問します。よろしくお願いします。
こじゆーりくにさん
コメントどうもありがとうございます。
こんなブログやめてしまおうと思ったりすることもよくあるのですが、こういうコメントをもらえると、とても力が湧きます。
また、来てもらえるとうれしいです。
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