あるとき、留学寮にいたポーランド女性マリアと、その場のノリで、なぜかそれぞれ自国語をコピーできるのかというゲームをすることとなった。
先行; 僕
「こんにちは、今日は雨が降っていてあまりよくない天気ですね」
コピー;マリア
「コンニチハ、キョウハアメガフッテイテアマリヨクナイテンキデスネ」
ほぼカンペキだった。強いてケチをつけると、ちっちゃい「つ」がやや不自然な気もするが、まあOKと認めざるを得ない。くやしいので、もう一回。
先行2;僕
「隣の客はよく柿食う客だ」
コピー2;マリア
「トナリノキャクハヨクカキクウキャクダ」
マリアには楽勝だった。じゃあ今度はマリアの番。
後攻;マリア
「∞♂§→▼●′≠÷←∩¶‡†√∂≡」
僕は、ボーゼン。
「・・・・・???」
何回、何を言ってももらってもカタカナ化はおろか、全く何を言ってるのかつかめなかった。
で、マリアは言った。
「本当は、私はマリアって名前じゃないんだけど、みんなが言いにくいみたいだから『マリア』にしているの」
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