2008/09/05

危険街区のコリアンスーパー

米国の都市では、それぞれ人によって危険街区の認識があるが、

そこには住んでいる人もいるし、感覚ベースのものでもあるので、

当然オフィシャルになっていることはありえない。

具体的には、

・このあたりは昼間も行ってはダメ、とか

・この地区は夜にはいってはいけない


といった内容だ。

あるとき、韓国人キムが危険街区と言われていた地区を

全部突っ切って歩き、その先のコリアンスーパーに行って帰ってきて言った。

「全然大丈夫だったよ。あの辺りは問題ないし思う。」

僕は食材を買うためにそのコリアンスーパーに歩いて行ったことがあり、付近の5区画くらいは、やや肌で感じるものがあったのを覚えていたので、軍隊経験があるからって、わざわざ強がらなくていいんじゃないか、と思った。

それを聞いて、ミネソタ人ジムはさらっといった。

「そう願うね。」 ("I hope so." )

でも、そもそもジムはコリアンスーパーに行く必要は全くなく、

したがって、わざわざそんなに街区にいく必要もなかったのだった。



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