米国の都市では、それぞれ人によって危険街区の認識があるが、
そこには住んでいる人もいるし、感覚ベースのものでもあるので、
当然オフィシャルになっていることはありえない。
具体的には、
・このあたりは昼間も行ってはダメ、とか
・この地区は夜にはいってはいけない
といった内容だ。
あるとき、韓国人キムが危険街区と言われていた地区を
全部突っ切って歩き、その先のコリアンスーパーに行って帰ってきて言った。
「全然大丈夫だったよ。あの辺りは問題ないし思う。」
僕は食材を買うためにそのコリアンスーパーに歩いて行ったことがあり、付近の5区画くらいは、やや肌で感じるものがあったのを覚えていたので、軍隊経験があるからって、わざわざ強がらなくていいんじゃないか、と思った。
それを聞いて、ミネソタ人ジムはさらっといった。
「そう願うね。」 ("I hope so." )
でも、そもそもジムはコリアンスーパーに行く必要は全くなく、
したがって、わざわざそんなに街区にいく必要もなかったのだった。
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