2008/09/11

香港「陸羽茶室」のノスタルジー

あるとき、香港出身の黄さんが飲茶の給仕方式の変遷について教えてくれた。

彼によると、元々「駅弁方式」だったものが、「カート方式」に進化したが、カートが蒸気で爆発するような事件が続いたため、
今では、テーブル方式がほとんどだという。

・テーブル方式
テーブルで伝票で注文を記入して、注文された品が個別にテーブルに届く。

・カート方式
蒸し器付きのカートに、種々の飲茶を並べて、カートを押してテーブルを回り、客のほしい品をカートから渡す。

・駅弁方式
厨房で完成した品を、一種類ずつ給仕係がトレイに持ってテーブルを回り、客のほしい品をカートから渡す。
この方式では、給仕のおばさんが厨房で完成された品を一品ずつ持って「チャーシューパウ」などと叫びながらテーブルを回ってくれる。
従って回って来ない品は注文できない。

で、今でも「駅弁方式」をやっている数少ない名店がかの香港の「陸羽茶室」なのだそうだ。
なので、「陸羽茶室」にいかれる場合には是非この変遷を頭に入れて、ノスタルジーに浸ってください。

「陸羽茶室」についてはガイドその他にいろいろ出ていますので、適当に見てください。


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