釜山についた僕は、街中に英語の本がたくさん並んである本店を見つけ、英語でユースホステルの場所を聞いてみた。英語はほとんど通じなかったが、書店のおねえちゃんはとても親切で変わりに近くの旅館につれていったくれたので、旅館に泊まることができた。
さてその翌朝のこと。
旅館のおにいさんがやたらと、ヨンドのデションデというところ観光に行くようにしつこく勧めてくれる。
話を聞いているうちに、このおにいさんはヨンドのデションデに絶対の自信があるということがなくとなく感じられ、そこにいかないのは人生のあやまりのような気分に僕はなってきた。
僕の韓国語レベルでは、そこにいったい何があるのかよくわからなかったが、そんなに勧めるなら、とそのテジョンデというところにいってみることにした。
旅館近くの国際市場で、卵焼きのヘンドイッチを買い食いし、〔韓国語ではサンドイッチと言わずにヘンドイッチというように聞こえるのだ。〕、腹ごしらえしたところで座席バスが来たので乗り込んだ。
バスの路線図を見てみると、テジョンデというところは、ヨンドという海に突き出た半島〔それとも島か?〕の先端にあるようだ。
しばらくして、終点のテジョンデに到着。
バス停を降りると、人々はみんな同じ方向に歩いていく。
人々の後ろについて、その道を歩いていくと、
お祭りの出店やら、射撃の屋台なんかがつらなっていて・・・・
その先にあったのは
観覧車とジェットコースターの見えている遊園地の入り口だった。
うーむ、男一人でバックパック背負って、遊園地に行って、楽しいかぁ・・・
僕はもと来た道を引き換えし、乗ってきたバスに再び乗り込んだのだった。
面白いと思えたら、クリックお願いします
0 件のコメント:
コメントを投稿