あるときに英国人ABにある田舎料理店につれていったもらった。
僕はふらふらになりながら、車を降り、ABについて店に入った。
(なぜふらふらなのかは、直進・ブレーキ・半周 !!)
「ここの料理はなかなか良いのよ」
さて、このメニューには「ハギス」なる料理があった。
同行していた日本人Mさんが教えてくれた。
「ハギスっていうのは、羊の内臓と血を固めた料理よ」
うーむ。。。羊の内臓と血を固めた、だと・・・。
それって、かなりクセがありそうだが、うまいのか?
そこにオランダ人Hがやってきた。
「ハギス? やめとけ、やめとけ。 そんなものを食う必要はない!!」
「ああ、そう!?」
必要はない、なんて言われ方をされ、僕はわざわざ食うこともなかろうと思い、普通のステーキを注文。
さて、料理が届き始めると、日本人Mさんと、僕にやめとけと言った当のオランダ人Hの二人にハギスが届けられた。
なんだ? Hは人には勧めないくせに自分は食うのか?
ホテルに帰ってから、日本人Mさんが嬉しそうに話しかけてきた。
「ついにハギスを食べましたよ!!
料理好きの英国人ABからは、羊をさばくところから料理方法も教えてもらっちゃった。」
かなり嬉しそうなのだが、どうも料理がどうこうというよりも通過儀礼を終えて喜んでいるような感じだ。
そして、ついにMさんからは
「ハギスはうまかった」
というコメントは出なかったのである。
どうなんだろ、ハギス(haggis)?
ウィキペディアによるハギスの説明
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