まずは観光客らしくブルーマスクに行ってみることにした。
このモスクは名前に反して別に青くない。外から見るとグレー・モスクである。
お椀を伏せた形の本堂の周りに尖塔(ミナーレ)が6本見える。
6本というのは、どういう配置なんだ?
モスクの伽藍配置?として、尖塔が2本のときには本堂(?)の左右に一本ずつ、4本のときには、本堂の正面・後ろの左右に2本ずつで4本というのが普通だ。
2本のとき--------------------------------------------------
本堂
◎ ◎
4本のとき--------------------------------------------------
◎ ◎
本堂
◎ ◎
ブルーモスク(6本)------------------------------------------
本堂の周りに6本囲んでいるのではなかった。
◎ ◎ ◎
本堂 中庭
◎ ◎ ◎
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本堂には靴を脱いで入ることになっていた。中には赤い絨毯が敷き詰められている。
タイル装飾された天井は高く、中の空気はひんやりしていた。
礼拝方向を右手に通過して出口に達すると、するどい目つきで寄付をせまるおじさんがいた。
「なんだか、日本の有名なお寺に行くのとあまり変わらない感じだ。」
外に出てしまうと、ブルーモスク周辺は物売りだらけだ。
白と赤の派手な服装に、大げさなほど大きなポットをもったチャイ売りのおにいさん、とか、
片手で笛を吹きながら、横目でこちらを見ているお土産屋さん、とか。。。。
そこに帽子売りがやってきて、僕らに声をかけてきた。
「コレ、1ドル!! タダ、タダ!!」
誰か奴に日本語の「タダ」の意味をちゃんと教えてやってくれ。
1ドルも払わなくていいのを日本語で「タダ」というのである。
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