以前に、とある動物園の飼育係の方がこんな雑談をしてくれた。。
「テナガザル、っていうのは名前がおかしいんです。」
「???」
「テナガザルは名前の後ろに『サル』ってついてますけどね、サルじゃなくて、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンなんかと同じ霊長類なんです。英語では『ギボン』("gibbon")っていうんです。だから、『サル』っていうのは失礼なんですよ。」
僕は、話を聞きながらこんなベン図を思いうかべた。
・広義の『サル』 = 霊長類 + 狭義の『サル』
この関係が正しいとすると、別にテナガザルを『サル』と呼んで悪いことはないんじゃないかと思う。
「霊長類は英語で"Ape"っていいます。ほら、『猿の惑星』って映画があるでしょ。あれは日本語がおかしくて、原題は"Planet of Ape"だから、本当は『サル』っていったらおかしいんですよ」
なかなか面白い話である。さっきの関係式にこれらの英語を当てはめてみる。
・広義の『サル』 = 霊長類("Ape") + 狭義の『サル』("Monkey")
じゃあ、広義の『サル』は英語でなんていうんだろう?
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