2008/08/07

ホームレスの親子にせまられる

ある冬の雪がちらついている夜のことだった。

外から留学寮に帰ってくると、寮の入口を目前にして突然目の前にホームレスの親子が現れた。

しまった。

夜だから用心していたつもりなのだが、寮入口にはいつもセキュリティーがいることもあって、その寮入口の目の前で、こんなことになると思っていなかったので、ちょっと甘かった・・・。

寮の入口5mくらいのところで、そのホームレスの親子は僕の行く手をさえぎるように止まり、かすれた声が話し掛けてきた。

「ボクらは、昨日から、何も食べてないんだ、助けてくれ。」

「・・・・・・」

彼らの頭と服の上は、白い雪がてんてんとしていた。

僕は首を横に振り、努めて平静を装い、でも背中に恐怖を感じながら、入口のドアに手を掛け、中に入った。

でも彼らは紳士だった。
それ以上何も言わず、追いかけもしてこなかった。

留学寮の自分の部屋にもどって窓の外の雪を見ながら、さっきの事件を思い出していた。

彼らのいうことは、うそには思えなかった。いや、きっと本当なんだろう。
2ドルもわたせば、彼らはコンビニWAWAに行って細長い食パンかなんか買ったはずなのに。

ここで告白・懺悔します。
すみませんでした。


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