2008/08/01

全州ピビンパと生卵

韓国に旅行にいったときの話。

以前に、留学寮で知り合いになった韓国人から、韓国においては、全州〔チョンジュ〕という町が食べ物においては頂点にあり、韓国的には「食は全州にあり」なのだと聞いていた。特に全州では、石焼する全州ピビンパが有名だ、と。

というわけで、韓国旅行では全州ルートに入れ、バスで全州バスターミナルに到着。早速、全州ピビンパを注文してみた。

で、出てきたのは、最近日本でもよくみるようになった「石焼ピビンパ」そのもの。

ちなみに、韓国のあちこちでピビンバを見たり食べたりしたが、石焼で出てきたのは全州だけだった。おそらく今の日本でイメージしている「ピビンバ」と韓国で普通にイメージする「ピピンバ」には高級感においてレベルの差があるに違いない。

で、その全州ピビンバの真ん中には、生卵〔半生だったかも〕の黄身がのっていた。

ピビンバの名前に則り〔「ピビム」は混ぜるの意、「パ」はご飯の意である。〕、熱い石碗の中でご飯と具を混ぜながら考えた。

果たして、この卵は生のまま食べることを想定しているのか、それとも石碗の中で焼かないといけないのか、と。なにしろ半生の黄身をご飯に混ぜて食べるのと、石碗で焼ききって食べるのとでだいぶ味が違うと思うのだが、どっちなんだ???

西洋人的には、日本のスキヤキは、生卵をそのまま食べる世界的には「奇怪な」 or 「かなり変わった」料理ということなっているが、そもそもこれは西洋では生卵を食べると腹を壊すから全ての卵焼きは黄身に火を通すのだが、韓国では生卵をそのまま食べるのだろうか?




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