Finnairの ボーイング MD11で、パソコンを使えるかなぁ、と思って、フィンランド人らしきスッチーさんに聞いてみた。
「パソコン使うのに、電源はある?」
「電源あるはずなんだけど、よくわからないから確認してきます。」
僕は7-8割くらい「ない」という返事を予想していた。座席の周りにそれらしきコンセントが無かったのだ。約5分くらいして、そのスッチーさんはなにやら黒いメカニックなカバンを持ってきて僕の椅子の横において、中からコードやらをいろいろ取り出した。そして、カラフルなカードを取り出して、聞いてきた。
「どのパソコンかしら?」
そのカードには各社のノート・パソコンが会社別・ブランド別に表になってのっていた。
「IBMなので、Lenovoのこれです」
僕が指差した機種の横には 「4」という番号がついていた。スッチーさんは、黒いカバンのなかから、2-3センチくらいの接続端子を20コ~30コもゾロゾロと出してきて、その中から「4」番を探し始めた。
「これが4番。ささるかしら。」
僕はパソコンを出して、電源にはめるとうまくつながった。次に、今度は黒カバンから電源コードのようなものを出して、パソコンの電源端子にはめたアタッチメントにはめ込んだ。
ここで僕はもともとの疑問を出してみた。
「でも、電源はどこにさすの?」
「ここです」
かくて椅子の横にある円形の単位を指差し、めでたく電源はつながったがあまりに部品が多すぎ、明らかにスッチーさんの手にあまるものだった。
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