UKのお土産として、ガラスのカッティング・ボード(Joseph社製)を持ちかえってきた。
ちょうど家にある木製のまな板が古くなってきたから、こういうのに取り換えてみようかな、と思って買ってきたわけだ。
ガラス製の一枚板で、ガラスの内部にカタツムリの絵が書いてある。
表面には、縦横に細かい溝が入っているから表面はつるつるではなくざらざらしている。
まず、きゅうりを切る。
カン・カン・カン
確かにちゃんと切れるが、切った後に包丁がガラスにあたった発生する甲高い音にやや違和感。
ついで、ブタ肉を切る。
ん!?
アブラミ部分がうまく切れない。。。。
なんどかやってみて思いあたった。
木製のまな板の場合は、包丁がまな板に喰い込むことでうまくブツを切っているのだ。
ただし、これが理由で木製のまな板には細かいキズできて、ここで雑菌繁殖の心配がでる。
長所は短所、ということ。
そうか!!
ここで、ガラス製カッティング・ボードの表面になぜタイル目地のように縦横の細かなミゾがあるのかをようやく理解した。
縦に走るミゾの向きに合わせて、包丁を入れると、刃先がミゾに入り、それでブツを切るようになっているのだ。
つまり、まな板の機能としては本質的に
切れやすさ <-------------> 清潔さ
のようなトレードオフの関係があって、これはこれでどうしようもない、ということ。
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