留学寮で一緒のスウィートで暮らしていた韓国人ヒョンエルは、あるとき旅に出ると宣言した。
レンタカーを借りて、アメリカ大陸の反対側の端にあるロスまで運転していき、ロスの友人を訪ねて運転して帰ってくる、という。
これぞ、まさに Coast to Coast だ。
10日ほど後、帰ってきたヒョンエルに聞いてみた。
「Coast to Coast は どうだった?」
いつも控えめなヒョンエルは、小首をかしげて思い出しながら、丁寧に答えてくれた。
「運転していくと、少しずつ景色がだんだんと変わっていく。
つまり、場所によって違う景色と色がある。
うまくいえないが雰囲気が少しずつ変わっていくのがとても面白かった。」
いつか僕もやってみたいものだ、と思った。
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