デンマーク人アンデルセンをディナーと称して、炉端焼き屋につれていき飲み食いしていたときのこと。
「日本では、アンデルセンっていうと多くの人が童話を思い浮かべるんだよ。」
「そうか、でも普通の名前だ。
デンマークとノルウェーとスウェーデンは言語がとても近くて名前もそんなに変わらない。」
「そうなんだ。じゃあ、フィンランドは?」
「あ、フィンランドは全然言葉が違う。
デンマーク、ノルウェーとスウェーデンは話せばだいたいわかる。
ただ、スウェーデンはちょっと音がズレてるけどね。」
「ふーん」
「そうね、たとえば、僕のアンデルセンっていう名字。
最後にセン("SEN")ってついているけど、これは息子っていう意味なんだ。
だから、アンデルセンっていうのは、アンデルの息子っていう意味だ。
これがスウェーデンでは、セン("SEN")の替わりにソン("SON")がつく。」
「じゃあ、アンデルセンの替わりにアンデルソン?」
「そのとおり」
「ウィルの息子がウィルソン?」
「そのとおり」
ちょっと考えてみると、これに類する名前はたくさん思いつき、名前のオンパレードができたのだった。
エリクソン、ボブソン、ニールセン・・・・。
面白いと思えたら、クリックお願いします
0 件のコメント:
コメントを投稿