先日、英国のホテル・朝食バイキングでカップのヨーグルトを見つけた食べていたときのこと。
ホテルにありながら、市販のヨーグルトカップそのままなので、トップの銀紙をはがして開け、スプーンですくって食べ始めた。
カップを持ち上げて、横から見るとこんな文字がカラーで踊っている。
「実質ほとんど脂肪ゼロ!!」 ("Virtually Fat free !!")
他方で、糖分にせよ、脂肪にせよ、日本で『実質ほとんどゼロ』なんていう宣伝文句は見たことがない。
きっと法にふれるから、こんなあいまいな言い方を許されず、
といって、製造側で少しでも脂肪が検出される可能性があれば、違反が怖くて
『脂肪ゼロ!!」
とは言いきれないのだろう。
日本の食品会社の言う「商品開発」というものには、こんな制約から、ほとんど消費者から見てどうでもいい差異と、その表現方法をめぐって、実質的に意味のない活動が多く含まれているにちがいないのだ。
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