外資多国籍企業に勤めていた30歳くらいのM氏は、あるプロジェクトの推進を担当していたが、あまりそのプロジェクトがうまく進まないので、担当を変えられていた。
うまくいかなかった原因は、各国間の利害が対立し、M氏はこれらの対立する利害の調整をしきれず、もっと年配のB氏に交代させられていたのだった。
そのときに回りからうわさで言われていたこと。
「M氏にはシニオリティーが足りなかった。」
このウワサは僕には新鮮だった。
「能力主義」の外資にあって、個人の能力を測るのに、「スキル」とか、「ケイパビリティー」ということが言われることがあっても、トレーニング等ではいかんともしがたい「シニオリティー」を挙げられているケースは他にあまり聞いたことがない。
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