フランス人のEさんはとあるときにこんなやりとりをしていた。
「Eさん、フランス語で東京人ってなんていうの?」
「東京人は トーキョーイット〔"Tokyoit"〕 といいます。
おなじように京都人は、キョートイット〔"Kyotoit"〕」
それを見ていた大阪出身のKさんが聞いた。
「じゃあ、大阪人は?」
「・・・・・そういう言い方はない。」
「オーサカイット じゃないの?」
「残念ながら、オーサカイットとは言わないし、そういう表現はしないわ」
大阪出身のKさんはとても不満そうに続けた。
「でも、大阪人っていいたいときにはなんていうの?」
「うーん・・・・・・『大阪の人』("person d'Osaka")」
東京と京都にあって、大阪にないという事実を、大阪人Kさんが受け入れ難く、といって誰も非難できないでいるのを見ているのはとてもおかしかった。
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