牛耕法ならぬ、ロバ耕法とでもいうのだろうか?
場所によって、キノコ石の間にはブドウの樹が植えられていた。〔但し、ブドウ棚はない〕
土が火山灰だが普通の畑にはならないのだ。そしてブドウは、名物カッパドキア・ワインになる。
右手の方では、別のロバをひいたおばちゃんが、枝を刈り取って束にまとめていた。薪に使うのだという。
ところで、キノコ岩などの奇岩をくりぬいた建物(?)を、Tは「マンション」と呼んでいた。
「コノ、マンションに入りマース。」
マンションの頂上にはなぜか旗が立っていた。
4階まである、というこのマンション、外から見るとランダムに窓とおぼしき穴があいており、一階の大きな窓はガラス張りだった。
電気はないので、穴をふさぐと部屋の中は真っ暗に違いない。
2階からは、煙突も出ていて外にモクモクと煙を出している。
中は売店になっていた。
「ココには1600年前から人が住んでいマース」
中は岩剥き出しではなく、じゅんたんで敷き詰められている。
階段はなく、天井、つまり上の階の床に穴があいており、はしごがかけてあるのだった。
階段を上ると、上の階では、壁が格子状に削られてワッフルのようになっており、ワッフルの枠は棚のように使われていた。
こいつは新鮮だ。
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2 件のコメント:
ギョレメ奇岩群は世界遺産ですよね?写真でしか見た事ないですけど、マンションとか想像つかないです(笑)
こんにちは。
うーんなんといいますか・・・天井はあるんですが、いわゆる屋根がなくて、クリーム色だったりするので、日本語で探すとどうしてもマンションって言う感じなんですねぇ・・・。
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