昔、大阪の事務所に東京出身の会社の先輩がいた。
あるとき、彼は同僚への気遣いからか、無理に関西弁をしゃべろうとし
「・・・・・ですやんけ」
と言ってしまった。
すると、その場の関西人達が一斉にダメだしを始めた。
「その関西弁はおかしいわぁ」
「東京弁の『です』に、『やんけ』はないやろ」
などなど。
かくて、その先輩その後数年間にわたり「ですやんけ事件」を言われつづけることとなった。
この件に限らずどうも関西人は、非関西人がトライしたエセ関西弁に、例外なくキビシイようで、ちょっとでもイントネーションが違ったり、なにが違っていると、セリフの内容そっちのけで、ダメだしを始める傾向がある。
しかし・・・・だ。
関西弁を、「外国語」として見たときにこれは何を意味するか?
「外国人」がなんとか「関西語」を使おうとすると、ネイティブが寄ってたかって間違いを指摘していることになる。
つまり、関西人は「外国人のつたない関西語」に著しく不寛容ってこと。
海外に出た日本人が行った先でこんな対応をされたら、何の会話も成り立たないわけで、こんなことでは「関西語」は普及するわけがない。
ということで、
全世界の「関西人」へ
関西弁の普及を本気で望むのなら、「外国人のつたない関西語」にもっと寛容に!!
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2 件のコメント:
あははは。そういうことよくありますねえ。
私はおかしな関西弁を聞くとゾクッとします。
寛容なのでいちいち指摘したりはしませんが。(笑)
でも「・・・ですやんけ」は非常におしい。
「ですやん」ならOKだったのに(笑)
なるほど、たとえ寛容な人でも、おかしなやつを聞くとゾクッってするんですね。。。こわー(笑)
そういえば、以前に「セイリ終わった?」というやつを書いたあとに、それを見た東京出身の後輩と会ったときに「あれって、もしかして僕のことですかぁ・・」と真剣に聞かれてしまいました・・・。彼は全然無関係だったんですが。
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