・道から見えるおばさんたちはみんな、スカーフをしていた。
ガイドTによると昔はみんな例外なくスカーフ着用していたが、今はコンサバの人のみしているらしい。
アンカラの町を出るとすぐにカッパドキアへの道は、えんえんとひたすら乾いた大地の中を進む一本道だった。
・いただきに雪がちょっとだけ見える、緑の全くないハゲ山。
乗っている僕の気分としては、西遊記の火焔山への向かう道という感じ。
・ときどき見える小さな集落と、その中に立つ銀色屋根のモスクと、その脇に立つミナレット〔塔〕。
・行き違うのは、荷物をあふれんばかりに山積みしたトラックばかり
乗用車なんてものはほとんど見ない。車っていうのは荷物を運ぶためにあるのだ、という感じ。
・たまにちょっとした湖もあった。
ガイドのTによると、湖は塩をたくさん含んでいて湖の周りには製塩工場がたくさんある、とかいうことだ。
だから、こうした湖では水が辛すぎて、ヒリヒリして泳げないらしい。。。。
・道端にはときどき羊飼いも出現した。その周りにはもちろん羊の大群が。
羊飼いは歩いていたり、馬に乗っていたりいろいろだった。
羊はまっ白ともいかず、近くでみると結構汚れて茶色だったりする。
そうかと思うと、ヤギ使いもいた。
カッパドキアまでは車で5時間である。
途中で一回、ランチに入った。
ランチはバズラマ〔チーズのクレープ巻〕とチキンカバブ。
それにチャイ。
ランチ後に再び出発。
僕がだんだん暇になってきたので、ランチの店での入ったトイレをノートに絵にして書きはじめた。
なにしろトイレのチップに20,000トルコリラも払ったのだ。
縦長で平たい長方形の白陶器に、独特の縦長の台形に穴のあいているトイレ。
ガイドのTが助手席から振り返って聞く。
「何を書いているのですか?」
「あ、さっきのトイレ」
「はっははは!!」
Tは僕の書いたトイレの絵を見てやたらと喜んでいた。
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