以前に、自分の結婚披露宴をするのに「ケーキカットって何?」という疑問をもってしまった顛末を書いたことがある。
結婚披露宴のケーキカットの意味
意味のわからないまま儀式を行うのが嫌なので、僕らはケーキカットの原点に戻って儀式の意味をなっとくして行ったわけなのだが、実はこのときに儀式の意味を尋ねたのはケーキカットだけではなかった。
そこで、再び披露宴の司会をやってくれたメグミの友人シホさんと三人で披露宴をどうするかの相談をしていたときの話に戻る。
今度は僕はブーケについてかみついていた。
「なんで、新婦にブーケなんて必要なのさ? 」
再び、セミプロのシホさんは全く動じず、このように説明してくれた。
「本来、新婦が持ってるブーケは新郎に渡されたものです。
新郎は新婦のために花を摘んでブーケを作り、これを新婦に捧げて求婚します。
一方、新婦は受け入れるしるしに、ブーケから一輪、花を抜き取って、新郎にこれを返します。」
だから、結婚式では新婦はブーケを手に持ち、新郎は一輪左胸につけるのです。」
おおー、そうかぁ・・・そんな意味があったのかぁ・・・。
じゃあせっかくだから、ということで僕らの披露宴ではこんなことを行った。
・各テーブルに飾りに見せかけた花束を配置。
・新婦メグミは、手ぶらで待つ
・司会のシホさんがブーケの意味の説明
・新郎の僕は、カゴを持って登場し、
各テーブルの花束から一輪ずつ花を抜き取って、ブーケに見立てた花カゴを作成。
・新郎は、中央で待つメグミに、花カゴを差し出して求婚。
・新婦メグミ、わざとらしく一輪返す。
まあ、そういう趣向です。
ただ、イベントとしてはきっと、新郎一人よりもむしろ、新婦も一緒にテーブルをまわった方がいいのだろうから、一般的には二人でまわれるキャンドル・サービスの方が好まれるのだろう。
それはそれでわかる。
実際、僕が花を摘んでいる間の披露宴での写真はただの一枚も残っていない。
ところで、
披露宴後に新婦が後ろ向きにブーケを投げて、未婚女性が争って取り合うゲーム。
元々の新婦の持つブーケの意味を知っていると、ゲームの趣旨は納得できるが、
ブーケを拾って感激している未婚女性を見るといつも思う。
プロの花屋が作って、新郎が手も触れてないブーケにご利益ある!?
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2 件のコメント:
新郎が手に触れていないブーケを
昨年受け取ったこまねこです。
あぁ、そんな謂れがあるとは。
ブーケトスの瞬間
デジカメのモニターをのぞいていて
あれ?だんだん花束が大きくなる???
と思ったら、自分のところに飛んできていたというオチです。注目されてとても嫌でしたね。
ま、きっとただの偶然ですが、せっかく来たものはありがたくもらっておきませんか?
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