2009/06/25

チップ感を失い、タクシー運転手ににらまれる

普段、日本に住んでいてしばらく海外に出ないでいると、どうしてもチップの感覚が失われてくる。

あるときしばらくぶりにUKに出張し、空港からタクシーに乗ったときのこと。

大抵、日本から欧州に飛行機で到着するときには、かなり疲れているものだ。
一応、意識的に空港で両替をして、タクシーに乗ったからポンドは持っている。

多少、運転手と他愛もない雑談をして、約20分後に予約しているホテルについた。

「ありがとう。」

運転手はそう言っている間にも早速、車を降りてトランクに入った僕の荷物を出してくれようとしている。

「いくらだい?」

トランクを差出ながら、運転者さんは言った。

「21ポンドだ」

ここで、財布を出して両替したばかりのポンド札を確かめながら僕は25ドル札を出した。

「はいよ」

運転手は何かを待つようにゆっくり、コインを数えて、1ポンド玉4枚を返してきた。

ここで、僕は感覚ボケもあってそのままそのコインを受け取ってポケットにいれて

「ありがとう」

といった。

すると、運転手はちょっとにらむような顔をして、

「サンキュー」

といって車で去って行った。

あっ、悪いことしたな・・・と思ったのだが、すでに遅し。

本当は、お釣り4ポンドだ、と言われたときに

「1ポンド取って」

とか、気のきいたことを言ってやれば良かったのだが・・・。

普段の感覚がないので・・・というのは言い訳かな?


面白いと思えたら、クリックお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報へ

0 件のコメント:

にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報へ

Copyright (C) 2008-2014 たまーむ All Rights Reserved