ビルのエレベータのドア操作のボタン表示にはいろいろなものがあるが、僕個人の感覚にフィットするのは絶対的に「開」と「閉」である。
ところが、最近のビルでは、この「開」と「閉」という表示がだんだんなくなってきた。
中国人Sにこの話をすると、彼はこうコメントした。
「ボタン表示が、『開』とか『閉』では、漢字が読めない人にはぜんぜん意味不明だからだよ。
字もかなり似てるしね。ま、オレは中国人だから困んないけど。」
うーむ、確かにそれはそれでわからないこともない。
「漢字じゃないのはまあ仕方がないとして、三角を二つ書いてオープン・クローズを表しているあのマークは分かりにくくないか? 見ようによっては、どっちとも取れて僕はいつも混乱してるんだ」
「それだったら、位置で覚えるんだな。
右側が常に『開く』だ。」 (本当は左か?)
そうかぁ・・・位置が一緒なのか・・・。
そうこうしているうちに、その昔、留学寮にいたブラジル人ベロニカとの会話を思い出した。
あるときベロニカがこんなことを言っていたことがあった。
「ビルの入り口のドアに "Push" とか "Pull" とか書いてあるでしょ、あれが私にはいつも混乱の元なのよ。」
「どうして? わかりやすいと思うけど」
「ブラジルではね、引くときが"Push"なの。だから、"Push"って書いてあるドアを見ると、引くんだったか、押すんだったか、いつも混乱しゃうのよ~。」
(この話・・"Push"じゃなくと、"Pull"だったかもしれません。なにせ、かなりうろ覚えなので・・・。)
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