会社にいたフランス人A、あるときに日本には干支というものがあることを知り、かつ個人がそれぞれ生まれた年によって、干支の一つが割り当てられていることを知った。
当然まず知りたいのは、自分自身の干支。
彼は自分自身が「ネズミ年生まれ」であると、教えられて、誇らしげに
「そうか、僕は日本のゾーディアックではネズミなんだ!!」
と思ってくれたわけだ。
ところが、フランス人Aはつい面白くなってしまったのか、周りの日本人にも干支を尋ね始めたのだ。
たとえばこんな感じに。
「ねぇ、君のゾーディアックはどれかな? 僕のはネズミなんだけどね!!」
「私は、ウマです。」
などと無害な会話が行われた。
そこまではまあ、良かった。
しかし、フランス人Aはこれを周りの女性社員にもやってしまったのだ。
まず、被害にあったのが近くにいた日本人Mさん。
彼女はあまりに無邪気に聞いてくるので、ためらいつつも干支を答えてしまったらしい。
次の日から、フランス人Aの会話バリエーションはこんな風に増えていた。
「ねぇ、君のゾーディアックはどれかな?
えーっと、僕のはネズミで、Mさんのはトラなんだけどね!!」
面白いと思えたら、クリックお願いします
0 件のコメント:
コメントを投稿